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隅田川沿い [東京]

この日の散策。普段行かない界隈に足を踏み入れてみました。
水神様を祀っている「隅田川神社」です。ポケGOのギフトで「すいじんなんちゃら」を受け取ってる人は多いと思うけど、神社は過去に1回訪れただけ。
「すいじんなんちゃら」から、神社はけっこう距離があるのです。

江戸時代には水神社と呼ばれていたんだって。隅田川神社という名前になったのは明治5年だそうな。

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とても小さな境内。戦後の開発でこの地に移されたんだって。
そして鳥居の向こうは首都高・・・首都高が出来る前は隅田川からこの鳥居をくぐって参拝できたのかしら。開発に翻弄されてる神社のように感じてしまうね。

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初めて来たときは拝殿でご挨拶した程度だったので、今回はちょっと境内探検(笑)
摂社には亀を祀っているところもありました。しめ縄が崩れ落ちていて、いいのかなあ? って感じ。お稲荷様も発見。

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ご挨拶をして、写真を撮らせて貰いました。
このキツネさん、好みの表情だわぁ♪♪

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さて、この界隈の散策を続けよう!
チャリをのんびり漕ぎながらうろうろすると、北斎の絵を発見。

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『風流隅田川八景 梅若の秋月』です。
その昔、人さらいにあった梅若丸。病に倒れ、隅田宿あたりで命を落とします。享年12歳。梅若丸を探し回った母は、ここで梅若丸が死んだことを知ったのでした。この作品は生前会えなかった親子が、仲睦まじく船遊びをしている作品。

よくよく周りを見ると、ただの建物だと思っていたところは木母寺(もくぼじ)というお寺でした。チャリを停めて中にお邪魔します。

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梅若塚だって。そうか、まさにこのあたりの出来事なんだねえ。
江戸時代には梅若山王権現の霊地として知られていたんだって。手を合わせてきましたわ。

こちらは梅若堂。

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この仏堂、空襲で受けた爆弾の痕跡があるみたい。でもこの周辺は現在、防災拠点内なので木造建築物の在置が許可されなくて覆堂内に納められているんだそうな。ガラスに反射して、よく見えなかったです。また今度じっくり見てみようっと。

家に帰ってから木母寺を調べてみたら、ご本尊が慈恵大師(元三大師)とな!
家にある鬼門除け札も元三大師が描かれているからね〜。縁を感じてしまうわ^^

能や歌舞伎の世界は殆ど知らないけど、「隅田川物」は聞いたことがある。この梅若のお話も演じられているんだね。いつか見てみたいなあ。


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