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金沢城公園内の玉泉院丸庭園サンポ [石川]

石川県旅行。
最後に訪れたのは、金沢城公園内にある玉泉院丸庭園です。

到着ーー

二代目藩主利長の正室、玉泉院が屋敷を構えたことが由来で、寛永11年 (1634) に、三代目藩主利常が庭造りを始めたんだそうな。それ以降、歴代藩主によって手を加えられながら、廃藩時まで存在していた庭園とのことです。

めちゃめちゃ広いよ!!

コロルびっくり!

日差しが強くて、のーんびり屋外で寛ぐって気分じゃなかったけど、
なかなか気持ちの良い庭園でした。

どうかな?

坪野 (つぼの) 石という石を使った石垣だって。
金沢城の石垣は、戸室石を用いるんだけど、唯一ここは坪野石を混在させた珍しい石垣なんだそうな。

ふーん

色味に変化を付けて、見て楽しむ石垣になっているんだってー。
なるほどねー。

広々

見上げると石垣が。こういう雰囲気いいなあ~。

カッコ良いでしょ

コロル2世も楽しそうでしょ^^

記念撮影

水の流れる音が心地良かったです。
ほんと、手のこんだ庭園だーー。

いいでしょ

まさに大名庭園と呼ぶにふさわしい感じがしました。

すごいよ!

出口に向かっていると、およ?

なんだ?

白い壁に覆われた空間があって、どうやら発掘調査をしているようです。
窓があったので覗いてみた(笑)

こんなかんじー

鼠多門 (ねずみたもん) などの城郭建築物の存在も確認されていて、復元に向けてまずは発掘調査なのね。これからもこの庭園は変わっていきそうだね (^-^)

これにて金沢観光終了!
駅に戻ってお昼御飯を食べようっと (^▽^)

歩いて駅に向かっていたのですが、途中で道が分からなくなっちゃった・・・会社の制服を着たお姉さんが居たので、駅までの道を聞くと、途中まで一緒に歩いてくれました。
やっぱり北陸新幹線が開業してからは観光客が増えて、道を聞かれない日はないですよって。
「制服着てると、地元の方だって分かるので、わたしも話しかけちゃいました」 って言ったら笑ってましたw

家で飼っている猫の話で盛り上がって、途中でお別れ。
無事に駅に到着ー!
ホテルで荷物を受け取り、ランチランチ。最後はやっぱり海鮮丼で 〆。

いただきますー

最後に九谷焼の箸置きをお土産に買って、新幹線に乗り込みます。

ふっふっふ

すごーく楽しい旅行になりました。
石川県、とってもいいところです。また来るぞ!

さらばじゃ!

次回は能登半島の先端まで行きたいです♪
旅日記はこれにて終了。おつきあいありがとうございました!

でかい

帰宅後、お留守番のご褒美でオヤツを貰った 2 にゃん。
体重は、あおのほうがあるのに見た目はうみのほうがデカいです(笑)

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金沢・金沢城公園の五十間長屋 [石川]

石川県旅行。最終日。
金沢城公園の五十間長屋に来ました。

内部です

五十間長屋は、一般的には 「多聞櫓」 と呼ばれるもので、武器や什器等の倉庫なんだそうです。石垣や土塁の上に建てられる長屋造の櫓のことを言うんだそうな。

ひろーーい

階段を上って探検探検。

木のにおい

この建物はまだ新しいって感じがしたのですが、平成 13 年に復元されたものなんだそうです。
コロル2世も記念にパチリ。

面白かった

五十間長屋から見た景色です。

気持ちいいねえ

ぼんやりーー

五十間長屋を出て、ぷらぷらと散策をしながら玉泉院丸庭園を目指すことにします。
極楽橋を通って・・・

どこかなー

出てきたのは三十間長屋。
石川門と同様に重要文化財に指定されてるんだとか。安政5年 (1858) に造られました。

ほうほう

ここで団体さんがこの長屋についての説明を受けていたよー。
私はそんな様子を横目に見て進みます。

いざいざ!!

古い石垣を見ながら森林浴。
こういう雰囲気いいねー^^

たのしい

石垣にもいろいろな種類があって、時代によって違うんだろうね。
時々、説明を受けている団体さんに遭遇しました^^

コロルでーす

寛文6年 (1666) に改修されたと記録のある石垣だって。
形をそろえた石材を積み上げているんだそうな。確かに大きさが整ってるー。

へーw

石垣を見ながら進むと、玉泉院丸庭園が見えてきました!

ひゃっほー

次回、旅行記最終回です。

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金沢・金沢城公園にレッツゴー [石川]

兼六園のあとに向かったのは、お隣にある金沢城公園。

いってきますー

百閒堀ってところから行きます。
橋を渡ると石川門が見えてきました。18歳で来たとき。。。遠くから見て、この石川門がお城そのものだと思っていたのはナイショです(笑)

ほぅほぅ

石川門をくぐって中に入ると・・・

どきどき

わーーー!広い!!
目の前には三の丸広場が。なんて開放的なんだ(笑)

どーん

後ろには石川門~。

かっこいいよね

兼六園に入ったときにセット券を購入したので、五十間長屋のなかを見学できるのです。まずはそちらに向かってみよう。橋詰門を目指します。

橋詰門

橋詰門は二の丸の正門として、最も格式の高い門なんだそうな。
現存する 「石川門」 、復元された 「河北門」 と共に 「金沢城三御門」 のひとつとのことです。この門は、明治14年に焼失しちゃったけど、平成27年に復元されたばかりなんだって!

きれい

だからピカピカなのね。

いざ!

この唐破風の窓。ここから石を落としたりしたんだろうか?


要塞!

石垣もカッコ良いなあ~

どうですか!

橋詰門です。134年ぶりに往時の姿で復元だって。
色合いもカッコ良いよね。

うーん、素晴らしい

この門に階段発見!
この階段をのぼって、2F へ行けたんだねー。

ぱちり

お。この長~~い建物が五十間長屋なのかな?

どれだか分からないよw

次回は、五十間長屋の内部を紹介します~~!

おじゃましますー

つづく

あおくんです〜
準備運動してるの? あおくんw

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金沢・兼六園と成巽閣を見学しました [石川]

石川県の旅、最終日。
ホテルに荷物を預けて身軽になってから、タクシーに乗って兼六園に来ました。

到着ー

月曜日だし。まだ朝も早かったので、そこまで人は多くなかったよ♪
有名な灯篭もパチリと撮ることができました^^

覚えてる

澄んだ水。ここには水道の遺構があるんだって。
(写真では切れちゃってるかも ^^;)
ブラタモリで見た記憶があるような無いような・・・

どれどれ

寛永9(1632)年に作られた時は木管だったんだけど、天保15(1844)年に石管に替えられたんだって~。こういうの詳しい人だったら楽しいだろうな^^

それにしても良い天気です。
いったん木陰に入って、日焼け止めクリームをたっぷり塗りましたよw

ぬりぬり

遠くから見る徽軫灯籠 (ことじとうろう)。
足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱 (ことじ) に似ているから、この名前がついたそうな。写真でしか見たことはないけど、冬の雪景色も結構好きです。

凄い綺麗よね

霞ヶ池に空が映りこんでいてとっても綺麗でした。

なごめる

まだ団体客が居ないので、静かな空間でした。
内橋亭 (うちはしてい) が見えるよ。今は食事処になっているみたいだけど、かつては蓮池庭 (兼六園の始まりとなった庭園) 内にあった四亭の一つなんだって。

のんびりできそう

ガイドブックと、園内の看板を見ながら辿りついたのが 成巽閣 (せいそんかく) です。

到着ー

ここは絶対に来たかったの!!

楽しみ!

戦国の世を生き抜いた前田家。石高は百二十万石を数えたのですが、その財力を前田家三代の利常は、文化・工芸の育成に費やしたんだそうな。
この成巽閣は、文久3年(1863)、13代藩主前田斉泰の母堂の隠居所として建てられたもので、もともとは巽御殿って呼ばれていたんだって。

どきどき

どんな煌びやかな建物なのか、楽しみです!!
中は撮影禁止。荷物もロッカーに入れなくちゃいけなかったので、コロル2世はロッカーでお留守番ですw

待っててね

謁見の間に始まり、室内装飾も調度品も凄すぎてまるで別世界。
溜息ばっかり出ちゃいました。
こんな雰囲気です ↓
http://www.seisonkaku.com/midokoro/ettsukennoma.html

パンフレット

2Fは落ち付ける空間になっているのですが、天井の模様などが各部屋によって違って、ハイカラだなーって思いました。柱に施された装飾も本当に見事でまじまじ観ちゃったよ (@o@*

ふわー。すごかった。
正直この建物見学で心が満たされてしまったよ(笑)

このあとどんなふうに兼六園内を歩いたのかあまり覚えてないもんw

ぷらぷら

日本武尊 (やまとたける) の像があったのでパチリ。
明治10年、西南の役で戦死した郷土出身の将兵を祀った記念碑なんだって。

日本武尊でかい!

栄螺山 (さざえやま) ってところに登ってパチリ!!

満足だね

このあとは兼六園を出て、お向かいにある金沢城公園に向かいます^^

-------------
成巽閣 (せいそんかく)
金沢市兼六町1番2号
TEL:076-221-0580
午前 9:00~午後 5:00
毎週水曜日休館
http://www.seisonkaku.com/index.html
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金沢・尾崎神社と、旧園邸 松向庵 [石川]

金沢散策。宿泊先である駅前の ANA クラウンプラザホテル金沢に戻るためにテクテク歩いていると、ちょっと古めかしい神社を発見しました。

神社発見

尾崎神社だって。
加賀藩四代藩主の前田光高が、曽祖父である徳川家康をお祀りするために建てたそうな。

こんにちは

あとで調べてみたら、北陸の日光と呼ばれ崇められたんだねー。
この神社を出て少し行くと、見学無料の文字が。ん?なんだ?

旧園邸・松向庵だって。

おじゃましますー

もう時間も遅かったせいか、誰もいません(笑)
わー、なんか落ち付く佇まいだなあ~~。

いいね!

大正10年頃、羽二重 (はぶたえ) という織物商を営んでいた本郷長次郎氏が造った建物で、各部屋が茶事に使えるようにしたんだそうな。

ごろごろしたいねー

その後、園酉四郎氏がこの建物を取得して、住まいとしてつかったあと金沢市へ寄贈されたんだって。大正期の近代和風住宅を知ることができる貴重な建物なんだそうな。

良い雰囲気だね

どことなく、今は亡きおばあちゃんちに似てる(笑)
中庭があるおうちって良いなあ~~。

ぼやーん

係りの人に茶室も見せてもらってから建物を出ました。
いやー、思いのほかのんびりしちゃったわww

楽しかった

さて。ホテルに戻って休んでいると相方君が仕事から帰ってきました。
翌日も仕事なので、今日はアルコールは摂取しない!という相方君の強い意志を尊重して、夕ご飯はラーメンにしました(笑)

美味しい!

金沢駅に隣接(?)してる金沢百番街おみやげ館。
ここに入っている、「らうめん 侍の侍」 というお店で食べた甘えび香味らうめん。麺をすするたびに甘エビの香りがすごーい。美味しかったです。

ホテルに戻ってきてからも相方君は仕事をしてたので、私は明日観光するところを歩くイメージトレーニング(笑)
そして私の旅行最終日~~。今日もいい天気!!

良い天気

朝ごはんは、前の日に買っていた柿の葉すし。

おいしいよ

さけ、さば、鯛です(^^)

いただきますー

こういうのって、ぺろりと食べられちゃうんだよね(笑)

ごちそうさまー

私はこの日に東京に戻るけど、相方君はもう一泊金沢でお仕事。
ホテルで 「ばいばーい」 と別れて、私は最終日の観光を楽しむことにしました!

つづく。

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金沢・尾山神社 [石川]

金沢の神社巡りは続くのです。
次に向かったのは尾山神社でーす!

見つけた~

前田利家を祀っている由緒ある神社。さあ、どんな景色が待ってるのかな~?

がんばるぞー!

東神門は、旧金沢城の二の丸の唐門で、昭和38年にこの境内に移されたそうな。重厚な趣があります。
金沢城はたびたび火災に遭ったんだけど、この門は難を逃れたんだって!

いいでしょーー

境内図はこんな感じです。尾山神社の HP の画像です。

こんなかんじね

私は東神門から入ってきたので、金谷神社がすぐ目の前にありました。

ここですー

金谷神社には、二代藩主の前田利長をはじめとする、十七代までの藩主と正室を祀っているんだって。ちょうど神職さんが扉を閉めている最中だったので、ご挨拶は出来ませんでした(笑)

残念

お、前田利家の銅像を発見!
槍を持っているのは、槍の名手だったからなんだねー。tsunさん教えてくれてありがとう!

なるほどー

さあ、拝殿でご挨拶だ。
もうちょっと前田利家のことを勉強してから来れば良かったんだけど・・・殆ど知らないまま来てしまいました。ごめんなさい^^;

はじめましてー

私が知ってるのは、秀吉が天下三茄子の一つの 「富士茄子」 という茶入れを前田利家に譲ったことくらいww

さてさて。
尾山神社といえば、神門が個性的。

どどーん
【 避雷針は日本最古のものだって 】

この神門は明治 8 年の建築なんだそうな。和漢洋の三様式を混用した門。
第一層は、金沢市東部の医王山で採れる戸室石と呼ばれる石が使われているんだって。

第三層はギヤマン張り。

個性的です

彫刻も美しいです。

まじまじ見るよ

お。これは加賀前田家の家紋だね。加賀梅鉢。

かっこいいー!

お庭も綺麗でした。
コロル2世、しばしのんびり景色を楽しみましたよ。

ぼやーーーん

さて、ぷらぷらホテルに戻りますかね~。
相方君もそろそろお仕事が終わって帰ってくるだろうからネ^^


つづく。

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金沢・石浦神社と金澤神社を散策です [石川]

石川県旅行。白山比咩神社をあとにして、金沢市内に戻ってきました。
先輩は家の用事の合間に来てくれたので、あまり引き留めることは出来ません。兼六園周辺でお別れです。お忙しいなか、ありがとうございました!!

さてさて。このあとも引き続きブラブラ神社巡りをするぞー。

到着~

地図を見ながら辿りついたのは石浦神社。
SWEETさんのブログでも紹介されていて、訪れてみたかったのよね。

古墳 (547年) 時代に草創された、金沢最古の宮です!
ご祭神さまも、出雲系、皇室系、山王に厳島。それから春日大社、八幡神などなど大物ぞろいなんですよー。

勾玉の形の石も可愛い♪♪

こーゆーのいいね

境内にある鳥居の奥には、広坂稲荷神社がありました。

良い雰囲気

お稲荷さんですからね。神様は宇迦之御魂神 (うかのみたまのかみ) ですが、それ以外にも蛭子神 (えびす) や、美人の木乃花咲耶媛 (このはなのさくやひめ) が祀られておりました。
すごーいカミサマだらけだ~~~♪♪

若い女の子のグループが参拝していましたよ (^-^)

続いて向かったのは金澤神社です。
でも、いまいち場所が分からないな・・・兼六園の中なのかしら・・・
うろうろしていたら、旧津田玄蕃邸というところに出てしまいました(笑)

なんだここは!

あとで調べてみたら、加賀藩一万石の重臣、津田家の屋敷でした。
明治時代までは旧金沢医学館として使われていたとのことです。でも勉強不足で、このときは全然分からなかった(笑)

お屋敷

中には入れないみたいだったので、とりあえずコロル2世をモデルにパチリとしてきました(笑)

こういうおうちに住みたい?

地図と睨めっこしながら歩いていると、金澤神社発見~!

鳥居発見~!

この神社は、学問の神であり、加賀藩主・前田家の先祖でもある菅原道真を祀っているようです。おお、なんだかとっても雰囲気が良いぞ!

わくわく

落ちつく場所だなー^^

コロルも笑顔

朱塗りは緑に映えて美しいです。

どお?

神門から見た景色をパチリ。
さすが、道真公を祀っているだけあって、学問成就に関する絵馬がたくさんでした。

誰もいない

この鳥居は、前田家に慶事があるごとに奉納された、縁起の良い鳥居なんだって。ありがたく通らせてもらいました♪

じゃじゃーん

この登り龍!!
片手を伸ばしてくつろいでいるあおクンにソックリだったのでパチリとしてしまったわw

あーおー

ほら、前足の感じが似てるでしょ?(笑)

どうかにゃ?

金沢の神社散策はつづきます。


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加賀の国の一ノ宮・白山比咩神社に来ましたぁ! [石川]

石川県旅行2日目。
午後からは大学時代の先輩の車で白山比咩神社に連れて行ってもらいました。

地図
白山比咩神社HPより

「あいかわらず変わってるよなー。俺、白山比咩神社なんて行ったことないよ」 と先輩。
「もしかしておうちの人にも、なんで白山?って言われました?」って聞いたら、「んー。まぁリュカってヤツは学生の頃からヘンだったからって言っておいたよ」って。
酷いわ・・・(笑)

神社やお寺のハナシ、UFO のハナシ。学生の頃のハナシをしていたら到着です!

じゃじゃーんww

白山比咩 (ひめ) 神社。全国三千余社の白山神社の総本宮であり、加賀の国の一ノ宮!
東京にも白山神社はあって、何度か訪れて 「いつか本宮にご挨拶しに行きます!」 って言っていたことが叶いました~!

感動

ご祭神は、以下の三柱です。
白山比咩大神 (しらやまひめのおおかみ) = 菊理媛尊 (くくりひめのみこと)
伊弉諾尊 (イザナギのみこと)
伊弉冉尊 (イザナミのみこと)

この菊理媛というのが、とっても不思議な神様。
古事記・日本書記には出てきません。日本書紀の一書( 別書と私は解釈してます ) に1回だけ出てくる神様。

綺麗
<< 手取川の流れる音がきこえます >>

妻であるイザナミさんが死んじゃって、どうしても彼女に会いたかったイザナギさん。
テクテク黄泉の国まで会いに行きます。でもそこに居たのは、すでに黄泉の国のゴハンを食べて、蛆だらけにになったイザナミの姿。

ビックリしてイザナギは逃げるのですが、「よくも恥をかかせたな!」 と、イザナミは追いかけてきます。最後に黄泉の国への道を千引 (ちびき) の岩で塞いだイザナギ。
古事記では、ここで二人の会話があります。

イザナミ :「あなたがこんなことをなされるなら、わたしはあなたの國の人間を一日に千人も殺してしまいます」
イザナギ :「あんたがそうなされるなら、わたしは一日に千五百も産屋うぶやを立ててみせる」

日本書紀の一書では、菊理媛がこのときイザナギに何かを言って、イザナギがとても喜んだと書かれているそうです。
その内容が何かは一切書かれていないんだけど、菊理媛はイザナギとイザナミを仲直りさせたとして、縁結びの神として祀られるようになったとか。

あー、何て言ったのか気になるわぁ~(笑)
そんな不思議な神様が、どうして白山比咩大神と同一視されるようになったのかも不明なんだって。

「よくそんな神様の名前知っていたね」 と先輩が言うので、
「もともと菊理媛さんの存在を知ったのは、日本酒の名前からなんだけどね」 と言うと、「なるほど」 と笑っておりました(笑)

こんにちは

拝殿でご挨拶。次回、チャンスがあったら奥宮まで行ってみますと伝えました。

そうなんです・・・じつはこの白山比咩神社には奥宮があって、それは白山山頂!
とてもとても気軽に行ける所じゃないのよね。でもその山頂からのご来光は素敵なんだろうな~^^
こんな雰囲気です ↓
http://www.shirayama.or.jp/shrine/shrine01.html

すごいでしょ
【 白山比咩神社 HP より 】

今回は行けないので、白山奥宮遥拝所にお参りをしました。

とりあえずここでw

大汝峰、御前峰、別山の 「白山三山」 の形をした大岩が祀られていますよ。

行ったつもり

ここでは厄除け守りをゲット^^

うふふーー

のんびりした空気を感じながら、ちょっとだけ境内をプラプラ。

かっこいいです

それから宝物館に行きました。
いやー、すごかった!!

狛犬ちゃん

鎌倉時代の 「絹本著色白山三社神像」 は中央に女神を配した珍しいかたちで、しかも綺麗でした。
それから、白山信仰を伝えるために持ち運びできるように作られた厨子みたいなのが、めちゃめちゃ美しかったです。
名前を忘れちゃったよ・・・メモしてくれば良かったなあ。

わたしは大満足で宝物館を出たのですが、一緒に見ていた先輩は果たして楽しかったかどうか^^;
「こーゆー機会でもないかぎり来ない場所だから面白かった。勉強になった」 とは言ってくれたけどね(笑)

金沢市内まで送ってくれるというので、お言葉に甘えてまた車に乗って市内に戻りました♪

つづく。

----- おまけ -----
石川県羽咋市に宇宙人が出ているらしい。
詳しいことは分からないですがww

ポスター あおくん

ひがし茶屋街の神社散策と泉鏡花記念館 [石川]

お茶屋の志摩をあとにして、この界隈の神社をいくつかまわりました。
宇多須神社は金沢城の鬼門の方角に建てられたんだそうな。それから東山菅原神社・・・

菅原神社

久保市乙剣宮 (くぼいちおとつるぎぐう) という神社も見かけたのでご挨拶。
加賀国小坂荘久保市村の産土神として創建されたんだそうな。歴史のある神社なんだね。スサノオさんをお祀りしていました。

凄い名前だ

この神社を出てすぐのところに、泉鏡花記念館がありました。

どうしようかなー

時間があったら入ってみようとガイドブックを見ていたときに思っていたのですが、
たどり着いたことだし、これは観ていくべきだね(笑)

好きだからね

多くの作品を読んでいるわけじゃないけど好きなんだ。。。泉鏡花。
挿絵を描いた画家たちも好きなんだよね^^

おじゃましまーす

19歳で小説家としてデビューした泉鏡花。
65歳でこの世を去るまでに約300編の作品を発表したんだって。この記念館には自筆資料や初版本、泉鏡花の遺愛品が展示されてました。

それから泉鏡花作品ほとんどの装幀を手掛けた小村雪岱(せったい) の作品もたっぷりありました♪
小村雪岱の作品は好きなので嬉しかったなー。
東京の展覧会で見た作品も、ここが貸し出したのかもしれないね(^-^)

----【こんな感じの作品です♪】----

こんな感じとかね

こんなの欲しいー

雰囲気凄い好きです

---------------- 以上、2009年 展覧会図録より ----

ジオラマコーナーでは、泉鏡花の世界を再現したジオラマと音声による物語が聞けたの。すごく面白くてわくわくしながら見ていたら、わいわいガヤガヤの団体さんが入ってきちゃって、その声が五月蠅くて物語は聞き取れなくなっちゃうし興醒め。観光ツアーのコースになっているから、たいした興味もないのに入ってきたんだろうけど、お願いだから館内では静かにしてほしいです。

ちょっと残念な気分のまま記念館をあとにして、とぼとぼ歩いていると近江町市場に到着。そして市姫神社が目に飛び込んできました〜。近江町の産土神なんだね。

良い雰囲気!

ご挨拶が遅れてスミマセン。はじめまして〜と挨拶をして、旅を楽しんでますよって言ったらホントに元気が出てきました(笑)

さて、そろそろランチタイムの時間。
ほんとは能登牛を食べたかったのですが、どこで食べられるのか調べていなかったのだ。そして午後からは人と待ち合わせをしているので、のんびりランチをしてる時間もないな・・・

というわけで、適当に見つけたお店でローストビーフ丼!!

じゃじゃーん

能登牛ではないと思うけど、美味しかったです^^
ランチのあとは、JR北陸本線に乗って小松市まで行きました。

駅です

大学時代のサークルの先輩が小松市に住んでいて、今回の旅グルメをいろいろ聞いていたの。で、白山比咩神社に列車で行くって話をしたら、それは面倒だと思うから連れて行ってあげるよって。正直、列車&バスを乗り継いでいくことに不安を感じていたので助かった!(笑)

駅で待ち合わせ。会うのは他の先輩の結婚式以来なので 10 数年ぶりです。
あまり変わってなくてホっとしましたww

ここが KOMATSU (小松製作所) だよーと言うのでパチリ。

ここに勤めているわけではない

今回乗せてもらう車がこの MINI ですー。
東京に勤務してた頃に買って、そのままこっちでも乗っているんだとか^^

すごーい

コロル2世も先輩に挨拶をして、さあ、白山比咩神社目指して出発ですー!

出発~!

つづく。

--------
泉鏡花記念館
金沢市下新町2-3
tel:076-222-1025
http://www.kanazawa-museum.jp/kyoka/index2.html

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金沢、ひがし茶屋街の志摩を見学しました [石川]

石川県旅行2日目。
この日から相方君は仕事なので、私は一人で散策ですよー。

旅行前の天気予報では、2日目は雨の予報でした。降水確率もかなり高かったので、いつもは傘は持って行かないけど、今回はカバンに折りたたみ傘を入れて来たのです。そして予報通り、2日目は雨でした。

朝起きたときはザーザー降りだったんだけど、私が出発する頃には小雨に。
「リュカが外に出たら太陽が出てくるよ。太陽に紐付けて歩いてるようなもんだから」 という相方君の言葉通り、ひがし茶屋街に降り立つ頃には雨もあがりました。

じゃじゃーん

ここでの目的は、国指定重要文化財の 「志摩」 というお茶屋さんです。

到着〜

文政三年(1820)に建てられ、江戸時代のまま残っているとても貴重な建造物です。
全国のお茶屋建築で唯一の国指定文化財。

ここは、遊芸を主体とした造りになっているので、お客さんをもてなす 2F は、押し入れや間仕切りが一切ないんだそうな。だから建物の強度は弱いのに、江戸時代のまま残っているというのが凄いんだって。

さあ、見学!

2F は本当に贅沢な造りになっていました。
一般庶民は絶対に入れなかったお茶屋。上流階級のお金持ちのダンナさんだって、一見さんでは入ることが許されなかったそうです。

すごいねー

こんな贅をつくした部屋で、殿方は遊芸を楽しんだんだねえ (^ω^

うらやましい

一晩でどんだけのお金を使ったんだろうなんて考えちゃいました(笑)

わたしは払えません

調度品も本当に美しかったです。

すごいよ

ふすまの引き手は七宝焼きだったかな。

すごいでしょ

器もキラキラ。ため息が出ちゃうわ。

見事なんだよー

さりげない装飾も品があるんだよねー。

住みたい

中庭を眺めつつ、しばしぼんやりと(^-^)

良いでしょう

1Fは裏舞台だけあって、質素な造りになっていました。
それでもじゅうぶん綺麗だなーって思っちゃったんだけどね(笑)

それでも美しい

台所はこんな感じです。
私はきっと、2F の接客担当じゃなくて此処だな(笑)

働きます!

仏間の仏壇がめちゃめちゃ大きくてさすがだわ~って思いました。
きっと仏壇の装飾も半端無いんだろうな(笑)

すごいよねー

けっこうのんびり滞在しちゃいました。
さあ、お次はこの界隈を散策しよう!!

つづきます。

-----------
国指定重要文化財 志摩
金沢市東山1-13-21
9:00〜18:00
tel:076-252-5675
-----------

残念ね〜〜

残念ながら、おもいっきり庶民だよ。あおくん(笑)

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