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雪の山寺 [山形]

山形駅から JR仙山線の快速に乗って15分。
降り立ったのは山寺駅です。

おおお!日本の景色!

駅のホームからズームで撮った山寺。
慈覚大師が天台宗仏教道の修験場として開山したお寺。正式名称は宝珠山立石寺です。

あそこまで登るんだよーーー

杉木立や岩山の間を抜けながらおよそ1015段の階段をのぼるお寺。
さあ、この雪の季節!階段はちゃんと存在してるのでしょうか???(笑)

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ちなみに、駅の看板になっていたのは、雪がない季節のもの。
ものすごく良い景色。果たして冬はどんな景色が見られるのかしら??

この季節も見てみたい

駅を出て、雪に埋もれた看板を頼りに進んでいくと、山寺へ続く階段を発見。
この辺は、ちゃんと雪かきされていて階段がある!(^-^

転ばないようにしなくちゃね

じつは、私の履いてきたブーツ。本来ならスパイクが付いていたのですが、途中で左足のスパイクが取れてしまって、金具そのものが無くなってしまいましたorz...
右足のスパイクだけを頼りに、山を登っていくのですよ(笑)

80段ほどの階段を上がりきったところにあるのは根本中堂。重要文化財の建物も、雪に埋もれております。まずはちゃんとお参りをして、先に進みましょう!

これもまた風情があるけどねw

境内にある日枝神社を通り、雪に埋もれた芭蕉像を眺め、山門で入山料を払って、いよいよ修験場の区域へ!荷物は山門のところで預かってくれました。結果的には、荷物が無くて正解。
雪がすごくて、ロープにつかまって上っていかないとダメなところが何カ所もあったから、荷物があったら転んでいたと思われます(笑)

良い景色です

杉木立の間をひたすら上ります。神楽岩など、目を奪われる奇岩もあって面白いです。
姥堂を抜け、これまた雪に埋もれたせみ塚 ( 芭蕉がしたためた句の短冊が納められているらしい ) を通り進んでいきます。

この岩肌、迫力がありました

仁王門が見えてきました。
この仁王門には閻魔様が居ましたよ。この門から先は極楽浄土の世界。門を通る人たちの過去を、此処で閻魔様が調べるんだって!閻魔様にはすべてお見通しなのねf(^^;

イイコになって進みます

仁王門あたりは、ちょうど中間地点。
振り返ると、けっこう高いところまで上ってきたんだなーというのが分かります。

いい眺めです

朝も早めだったので、このあたりは階段もまだ雪に埋もれています。
足下に注意して、観明院・性相院などを右手に見ながら上ります。この2院の奥にある胎内堂は、雪のため道がふさがれ、行くことは出来ませんでした。

私たちが目指すのは、こちらの納経堂・開山堂方面^^
開山堂は立石寺を開いた慈覚大師の廟所です。写真左の赤い祠が、堂内の中で最も古い建物となる納経堂でした。

この眺め、雪がなかったらもっとキレイなのかもしれません

つららも町中とは違い、巨大ですよ!!

殺人事件の凶器になりそうです(笑)

難所は、五大堂 ( 五明王を祭った道場 ) に行く階段でした。
階段が完全に凍り付いていて、もはや段は無く、ただの氷の斜面でした。
1本下げられたロープにつかまって上りましたよ(笑)

来た甲斐があるというものです

でも、頑張って上って良かった^^
雪の季節ならではの景色を見ることが出来ました。

素直に美しい

色のない世界。
これもまた美です。

しばし、この墨絵のような世界を堪能して、来た道を戻ります。
ロープ1本で、今度は下り(笑)
基本はもちろん、後ろ向きで下りることですね。他のお客さんと励まし合いながら、慎重に下りましたw

長くなったので今回はここまで^-^
次回の記事で、山形日記は終わりです。あと1回おつきあい下さいマセ^^

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