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最終的には出雲の神様・・・と霞ヶ浦 [茨城]

日帰り旅の最後は霞ヶ浦を見て帰ることにします。
私は見るのが初めて。なるべく開けた場所に行ってみようとバイクを走らせます。

びゅーーーん

すると目の前に見覚えのある風景が!
「あ!バイク止めて!!ここ、夢に出てきた神社だ!!」

びっくり仰天ですよ

なんと!!!

体調の悪い日が続いてどんよりしていた6月。
そのとき出会って惚れた漫画 『夏目友人帳』 を大人買いした時に見た夢。その夢に出てきた、抜けるような青空の下に建っていた神社と同じ!
周りに緑は殆ど無く、車道のすぐ脇に沢山の朱色の建物があって、薄いグレーの階段。
超~~~驚きですよ!

すると、書かれている文字を見てさらにビックリ(@_@;;

なんじゃこりゃー!

夢むすびって書いてるー!
私は夢に出てきた神社に導かれたってことか??
この道を通るのだって偶然だったのにっ!

境内に入りました。
おおおおーーーー。なんだか背筋がゾクゾクします。

ここの神様はなんですかー?

ここに祀られている神様はどなた様?
そしてここはなんて言う神社?
夢むすびだなんて、そんな怪しい・・・

この神社は「大杉神社」と言って、日本唯一の「夢むすび大明神」なんだって。
こうやって夢を見た人を呼び集めているんだろうか・・・と、このときは思っていたのですが、家に帰って調べてみたら、具体的な夢や目的がある人の、そしてその夢に向かって進む人にご利益がある神社のようです。

そのときは分からなかったので、とりあえず 「夢に導かれてご縁を結びにきました。」と
ご挨拶しておきました。

だってびっくりしたんだもん

境内を歩いてみると、大国主命がバッチリと祀られてます。
主祭神は倭大物主櫛甕玉命、大己貴命、少彦名命。

少彦名命は、大国主命と一緒にこの国を造った神様。
そして大己貴命は、大国主命の別名。
倭大物主櫛甕玉命も日本書紀では大国主命の別名で、古事記では、少彦名命が死んでしまって途方に暮れてる大国主命の前に現れた神様。

わはははw
見事に出雲系ですわーーww

どんなに朝廷側の神宮を巡っても、やっぱり出雲の神様に呼ばれてしまうようです(笑)
だって好きなんだモン~~!!

この大杉神社にはもう来ることはないと思うけど、ここを見つけた衝撃は忘れません。
古代出雲のこと、もっともっと勉強しなくちゃーー!

さて、当初の目的。霞ヶ浦へ向かいましょう。

海みたいーー

殆ど海です!
「浦」って付くくらいだから海だって思っても良いんだよね?(笑)

でも海と違うのは、砂浜や岩場じゃなくて、コンクリートの陸だってことかしら。
このコンクリートの陸はどのくらいまで続いているんだろう?

おもしろいねー

風が吹いて香ってくるのは潮の香り。
海に来たぞーーーっていう気分になります(笑)

たのしかったなー

しばし霞ヶ浦を眺めてボーっとする私。
相方君は帰り道のルートチェックのためにタブレットと睨めっこw
私が地図を読めないので、頭の中に道を叩き込んでいるようです^^;

役立たずでスミマセンね

そんじゃ、あお&うみも待っていることだし帰りましょうかね。

この道を行きます~

私たちを乗せてくれているバイクです(^^)
事故無く無事に家まで走ってね~~♪♪

びらーごちゃんです

こうして日帰り神宮巡りは終了です。
いやー、東国にも歴史的に重要な神社があるんだわーと、改めて思いました。
そして実際に行ってみると、表の歴史と裏の歴史を垣間見ることが出来るのが面白い。
だから神社仏閣巡りはやめられませんわ~^^

そして、こんな私の趣味に付き合ってくれ、運転してくれる相方君にも感謝なのです。


おまけ:
香取神宮で見かけたトカゲちゃん♪♪
色がとってもキレイでした(^^)

かわいいでしょ

こちらは今回買ってきたお守り♪

いろいろ買ったw

神栖の手打ち蕎麦「ほそだ」と東国三社の息栖神社 [茨城]

鹿島神宮をあとにして向かったのは茨城県神栖(かみす)市。
新世界よりを読んだことがある人は分かるよね。この地名ww)

お昼ご飯は、この神栖にある「ほそだ」という蕎麦屋さん♪

看板みえたー!

茨城県のつくば市では、那由他という蕎麦屋に惚れてますが
せっかく違う場所に居るので初挑戦のお店!

外観です!

バイクなのでお酒は無し。
でも焼き味噌と玉こんにゃくは貰ってみましょう♪

やきみそみそーーー 350円

なぜか玉こん 400円

焼き味噌、蕎麦の実の食感が良くてとても美味しい^^
玉こんも味の浸み具合がいいね♪

そしてお待ちかねの蕎麦!

美味しかったよ!この蕎麦! 750円

コシもあるし蕎麦の香りもあるし美味い!
わさびもとても利いていて幸せ~~~(^▽^)
そば湯も濃厚で、かなりごくごく飲んじゃった(笑)

どんどん人が入ってきてました。やっぱり人気店なのかな??
大満足でございました!!

***********
ランチの後は、東国三社の最後「息栖神社」へ向かいます。

息栖神社に到着~

ここに祀られているのは、「天鳥舟(あめのとりふね)」です。
香取神宮の経津主大神と、鹿島神宮の武甕槌神。この2神が乗った舟というわけ。
若干とってつけたような理由にも感じてしまいますが(笑)

この三社を結ぶとトライアングルになるとか、富士山のパワーが流れてるとか、
ネットで調べるとそういう話も出てきましたが、私はよく調べてないので割愛します。

でも他の2つの神宮に比べて扱いの違うこの神社が三社に選ばれているのが不思議だなーとは思います。こっちは「神社」だしね。。。皇室直轄ではないということだものね。

とは言っても、気持ちが良いくらい、参道からまっすぐなところに拝殿があります^^

気持ちいいくらいまっすぐ!

807年に現在の場所に移転したと書いてあるので、それ以前はもっと違った形をしていたのかもしれないね。お参りをして・・・

お参りしましょう

ご神木はここにもありました。この神社の御神体は井戸なんだそうです。
でも井戸が何処にあるのかはよく分かりませんでした^^;

どのご神木も立派

境内をぷらぷらすると、稲荷神社があったのでお参りすることに。
写真では見えませんが、赤い頭巾をかぶった狐さんがいっぱいいて、どの狐も可愛いです。

おいなりさま

お参りして出ようとすると、頭上から木の枝がパサっと落ちてきました。
そっちに気を取られて、ふと見ると・・・道の脇(足もと)にちんまりと置かれているもの。
小さすぎて気付かなかったよ。

これが謎を呼ぶ

だいこく様と猿ですよ。
・・・・え???

だいこく様は、言わずもがな大国主命です。朝廷側に負けた神様!
香取神宮と鹿島神宮の2神を乗せた天鳥舟が祀られてる神社の境内にあるなんて(@_@
しかも稲荷神社内にあるのが怪しい・・・やっぱり怨霊封じ?

それに気になるのが猿です。
猿・・・猿田彦??まさかね・・・
でもこの像はとっても仲良しに見えるーー。

猿田彦は葦原の中つ国(日本のことです)の先住民。国譲りのあと、天照大神の命により、 葦原の中つ国を統治するため高天原から降りてきた邇邇芸命(ニニギのみこと)の道案内をつとめたと言われてます。
まぁ、天の岩戸に閉じこもった天照大神を出すために、踊りを踊った天宇受売神(あめのうずめ)の色っぽい誘惑に負けて懐柔したんですけどね(笑)

そして裏の歴史では用がすんだら殺されたという話もあります。
そんな猿田彦を思わせる猿と、大国様の像。しかも大事そうに袋に手をかけている・・・これって製鉄を象徴してる??

稲荷神社と製鉄(鉄鉱)は関係があって、出雲もタタラ製鉄がさかんだった地域。そしてここ茨城も。うーん、怪しいぞ!!!
(このへんの話は書くと長くなり、今のところ私の推測に過ぎないのでやめます)

家に帰ってきてから息栖神社の公式サイトを探したけどありませんでした。
そこで、「息栖神社 猿田彦」でネット検索してみたら、出てくる出てくる!
道案内の猿田彦、道祖神、そして息栖神社に祀られている天鳥舟も 2 神を案内する乗り物。
なるほど無関係ではないのね。

それにしてもこの神社、思った以上に深くて怪しいかも・・・
時間をみてまた調べてみようと思います。面白そう!

最近中途半端にあやしい話ばかりなので、興味の無い人は読む気が起きなかったのでは^^;
すみません。。。

でもこのブログは私の人生の備忘録なので許してね。

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手打ち蕎麦 ほそだ
茨城県神栖市平泉東2-11-2
0299-92-1674
11:30~14:30
17:30~20:30 (L.O)
火曜定休

東国三社の鹿島神宮へ [茨城]

バイクで利根川を渡り、茨城県に入ります。
お!霞ヶ浦が見えたよ!!

相方君が運転ですがw

しばらくすると赤い鳥居が見えました。
これはどこの神社のものなんだろう?と思ったけど、渡っているのが神宮橋なので、鹿島神宮の鳥居なんだね。

どなかた教えて~

鹿島神宮に到着です。駐車場にバイクを停めて参道を歩きます。
奥に見えるは楼門。

立派そう!

鹿島神宮の神様は武甕槌命(たけみかづちのみこと)です。
出雲の大国主命に国譲りを迫り、彼の息子の一人である建御名方神(たけみなかたのかみ)と勝負して勝った神様。

さっき行った香取神宮がわりと立派だったので、この神宮もそんなイメージを持っていました。
だって楼門も立派だもの。

ところがくぐってみると・・・

楼門をくぐり、参道を進んで拝殿へ・・・・あれ???
参道の先には森林が広がっていて、拝殿も本殿もありません。

参道の右側に鳥居があって、その向こうに質素な建物があります。

もしかして・・・

なんと、これが拝殿でした。
えーーーーーーーーーーーー!!!???

しかも拝殿の奥にある本殿はよく見えないようになってるし、近づけない。香取神宮は本殿の後ろまでまわれたのに・・・
この造りはヘン!これじゃまるで怨霊を祀った(閉じ込めた)造りじゃないっ

それにいくら怨霊だとしても、こんなふうに参道が続いてるのにその途中に拝殿&本殿なんて造りは見たことがないよ(@_@;;

武甕槌命(たけみかづちのみこと)は朝廷側の神様なのに。勝者の神様なのに、なんでこんな祀られ方?

これだったんです!

そういう話を知らない相方君も「この神社、なんかヘンだね」って言ってました。

と・・・とりあえずお参りしよう。。。
ここでも、武甕槌命(たけみかづちのみこと)にはお願い事はないので、名乗った後、「なんで
こんな風に祀られてるんですか?」って聞いたけど返事はありませんでした。あったら怖いけどww
(これを書いてて気づきました。神社って宝物(美術) 目当てや歴史的興味で見てるかも。だからお願い事が無いんだ・・・全然信心深くないですね^^;)

朝廷がこの東国を征服するにあたり、捨て駒のように扱われて酷い死に方でもしたんだろうか?でもそんな話は今まで読んできた本でも見たことがないです。全く謎です。。。

一応公式のホームページには、外的からの脅威に対する防衛拠点として本殿は北を向いていると伝えられています。って書かれてるけど・・・よく分からん。ああ・・・北は蝦夷(えみし)か。
蝦夷の脅威か。蝦夷討伐のための拠点だったもんな。何となくとってつけたような理由に感じちゃうけどw

それに防衛拠点じゃなくて、東北進出のための活動拠点でしょ。
蝦夷からはケンカうってないぞーっ 多分
蝦夷地出身で縄文ルーツの私は、こういうのに反応するのだ(笑)

参道をさらに進むと簡易な門があり、その先は森林浴を楽しめそうなそんな景色。
どちらかというとこの神宮は本殿などよりも、こっちの敷地(神域)の方が大事と思わせるような雰囲気でした。
あとで調べたらこの敷地周辺には、神仏習合の頃に神宮寺があったそうです。
なんだか妙に納得。

暑かったけど、森林浴♪

そして神の使いである鹿が登場ですよ!
お尻しか撮れませんでしたがorz...

可愛いお尻^^

天照大神が「葦原の中つ国(日本のこと)は、わが子孫が治める国だから大国主命のところに行ってこーい!」と武甕槌命(たけみかづちのみこと)に伝えるために遣わされたのが、天迦久神(あめのかぐのかみ)。
この神様が、鹿の神霊とされているので、鹿島神宮のお使いが鹿になってます。

鹿と言えば春日大社ですよねー。
767年に藤原氏が氏神である鹿島の神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)の御分霊を奈良に迎えるために、一年がかりで御分霊を鹿に乗せて連れて来て、春日大社を創建したということなんだそうな。

さてさて、鹿園の隣にはさざれ石がありました。
君が代の解説も書かれていて勉強になりましたわー。

さざれ石。溶岩みたい。

それから香取神宮にもあった、ナマズ関連(笑)
この石碑は、武甕槌命(たけみかづちのみこと)がナマズの頭に石棒を刺してるところだね^^

勇ましい!

他の説では、朝廷軍に最後まで服従しなかった香香背男(かかせお と読みます。東国の太平洋側の海に大きな勢力を持っていた)をナマズに見立てて、石棒を刺してるというのもあって、これまた興味深かったです。

そういう風に見ると、宝物館にあった、ナマズが武甕槌命(たけみかづちのみこと)に対して謝罪をしている絵巻物なんかも、香香背男が服従してるように見えるかも。

奥宮もあったので、こちらもお参り。
1605年に徳川家康が本殿として奉納したもので、現在の本殿が造られたので此処に移されたようです。
あとで調べてみると、もともとの本殿は焼失して長い間再建されてなかったそうな。で、徳川の時代になって造られたみたい。だからあんな変な位置に本殿があるのかも。神宮寺の敷地になっていただろうからねー。

これもやっぱり参道脇にあります

参道は此処で終わり、この先は階段を下りて、御手洗池と売店、さらに奥には大国社 (!) がありました。やはり大国主命の祟りを意識してるのかしら?って思っちゃうねw

敷地内の御手洗池は、すごく澄んだ池でしたよー。
禊の場として使われていて、1日に400kl 以上の清水が湧き出してるそうです。

綺麗だね

地元のおばちゃんが、ここから汲んだ水をペットボトルにうつして持って帰っていました。煮沸して飲んでくださいと書かれていたので、私たちは持ち帰りませんでした。

そのまま飲めれば良かったね

日差しも強くなってきたので一休み。
最初に行った香取神宮で団子を買っていた相方君。ほんとは職場への土産にしようとしたのですが、この天気ではダメになっちゃいそう・・・というわけで、自分で食べてました(笑)

食べすぎ!(笑)

私は団子はいらないので、道の駅で買った李をパクリ。
元気が出るね^^

プラム、おいしいよー

最後に宝物館を覗いてみました。
此処には国宝の直刀があります。今年4月にトーハクで開催された「大神社展」にも出品された直刀。黒漆平文太刀 ( くろうるしひょうもんのたち ) です。
その長さ、約271cm!凄いでしょう。写真じゃ迫力伝わらないですね^^;

宝物館では刀が鞘から抜かれてました
<<画像は大神社展の図録>>

一振すればたちまち国中が平穏になるという霊剣なんだそうですよ f(^皿^
朝廷権力の象徴だよね。

さて。せっかく茨城に居るので美味しい蕎麦屋でランチにしましょう!
神栖にある蕎麦屋に電話をしたら、やってるというのでそちらで食べることにします。そのあとは東国三社の息栖神社に行きます!

-------------- 自分のための覚書 --------------
香取神宮境内図
http://www.katori-jingu.or.jp/keidai.htm

鹿島神宮境内図
http://www.bokuden.or.jp/~kashimaj/gazou/keidai01.JPG

東国三社の香取神宮へ [千葉]

7月15日の日曜日。朝 5:30 に出発して千葉の香取神宮と茨城の鹿島神宮へ行きました。
ほんとは14日に行く予定だったのですが、出発して少しすると、相方君に熱中症の症状。
炎天下の中バイクに乗っていたので具合が悪くなったみたい。家に戻って翌日出直すことにしたのでした。

朝早く出発したので今回は体調も大丈夫!
首都高に乗ってから東関東自動車道に乗り換え、途中の酒々井PAで朝ごはん。
松屋が入っていたので牛丼を食べました。

紅しょうがたっぷり

今回巡る神社は、東国三社と呼ばれるところです。
三社とは、香取神宮・鹿島神宮・息栖神社。
東国三社巡りは、江戸時代に「お伊勢参りのみそぎの三社参り」と呼ばれるほど篤い信仰を集めた旅。東国の人がお伊勢参りした後に参拝したようです。

私としては、東国三社巡りというよりも大国主命に国譲りを迫った2神に会いに行こうという目的があったんですけどね(笑)

遷宮です

佐原香取で高速をおり、千葉の香取神宮到着は7:40です。誰もいないよーw
現在、平成26年4月に斎行される式年大祭に向けて、本殿と拝殿屋根の補修工事が行われているようです。

うっそうとしてます

さてこの香取神宮に祀られている神様は、経津主大神(ふつぬしのおおかみ)です。
次に行く鹿島神宮の神様、武甕槌命(たけみかづちのみこと)と共に、天照大神に派遣されて地上に降りてきました。

そしてこの葦原の中つ国(日本のことね)を造った大国主命に「国を譲れー!」と迫ったのです。
神話ではこんな感じですが、実際には出雲勢力と戦があって朝廷側が勝ったのでしょう。
勝者側の神社。そしてここは、大和朝廷が蝦夷討伐をするために東北へ向かう際の前線基地として、鹿島神宮と共に重宝されました。

朝廷にしてみたらとっても大事な場所なんでしょうねー。
いつも負けた方の縁の地ばかりまわっているので、今回はいつもと違う旅なのです(笑)

空気は気持ちよい

宝物館が開くには時間があったので、先に「要石」を見に行きます。
この地域は地震が多かったので、地中に住みつく大ナマズをおさえるために、石の棒を差し込んでナマズの頭尾を刺し通したんだそうな。

凸型

この石 ↑ が、棒の先端(笑)
香取神宮のは凸型で、鹿島神宮のは凹型です。下の写真 ↓ は鹿島神宮の要石。
確かに凹型だww

凹型

鹿島神宮の宝物館にも、ナマズを押さえつけている武甕槌命(たけみかづちのみこと)が描かれた巻物などがたくさん展示されてましたよ。昔からそれだけ地震に悩まされていたんだね。

おまいりするよー

要石を見た後は、拝殿でお参り。
経津主大神(ふつぬしのおおかみ)様へのお願い事はとくに無いので、住所と名前を名乗り、
「来ましたよ」と、ご挨拶だけしてきました(笑)

拝殿の奥にある本殿は工事中のため覆われていました。

ちょっと残念

こちらはご神木。やはり威厳があります。

神聖さを感じるわ~

なんと錨も発見!
海上自衛隊・練習艦かとりの錨なんだって。

本物!?

宝物館が開く 8:30 まであと少し。
境内の椅子で休んでいると、ネット検索をしていた相方君が「宝物館が開くのは9時って書いてるよ」と(@_@;;

なんですとーー!!!???
私はいったいいつの情報を検索したんだろうorz...

閉ざされた扉

このあとも予定は詰まっているので、さすがに9時までは待てない・・・ダメもとで境内に居た巫女さんに、「9時まで開きませんか・・・・??」と聞いたら、「あ。いいですよー」と言って宝物館の扉を開けてくれました!

ありがとう!巫女さん!
ありがとう!経津主大神(ふつぬしのおおかみ)!!ww

宝物館にはたくさんの宝物がありました♪
国宝の「海獣葡萄鏡」や、重文の「古瀬戸黄釉狛犬」など。そして国譲り神話の様子が描かれた絵。相方君に「こっちがアマテラス系で、こっちが出雲のオオクニヌシ系ね」と解説し、どういう神話なのかを簡単に教えました。

それから【練習艦かとり】にちなんだものもかなり展示されていて面白かったです。遠洋航海をして、各地を回った際に手に入れたものが多く展示されてました。アステカ時代のデザインの太陽暦盤とかww
初代は練習艦じゃなくて、戦艦だったんだねー。ちょっと勉強になりました(^^)

大満足で宝物館を出て、さあ次はもう一人の神、武甕槌命(たけみかづちのみこと)が祀られている茨城県の鹿島神宮へ向かいましょう。

大国主命の息子、建御名方神(たけみなかたのかみ)の腕をもいで、彼を諏訪の地まで追いやった神。今から行くぞー!!! (あ、別に武甕槌命にケンカを売ってるわけじゃないんだけどねw)

途中道の駅を発見したので寄ってみました。
地元でとれた野菜が売られてるみたい!!
バイクを降りると蝉の鳴き声が聞こえます。今年初めて聞いたぞー!

ちょっと楽しみ

中に入ると、わお!混雑してる!人気があるんだね♪

かなり楽しみ!

軽く物色してみたのですが、いやーーん、めちゃめちゃ安いんですけどー!
いろいろ買いたいけど、バイクだし・・・荷物になるし・・・と言うわけで、これだけにしました。

それでも重いw

白い茄子って初めて見たよ~。
ほんとは安かったので米も買いたかったけど、さすがに持てないので諦めました^^;

次回は鹿島神宮のオハナシです。
また神話ネタばかりかもですが・・・よろしければお付き合いください(笑)