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コロルくん劇場:京都 [京都]

やあ!みんな久しぶり!
ボクはコロル2世だよ。今回は京都で Y ちゃんの結婚式なんだって。
何度も会っている Y ちゃんだからね。ボクも参加するんだ ^^

まずは行きの新幹線で朝ゴハンさ。

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京都方面は久しぶりだなー。
前に来たのは 2017 年だけど、このときは丹後半島へ行っちゃったから、京都市内は初めてのボク。まずは藤森神社に参拝だよ。

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とっても居心地のよい神社だったよ。
このあと伏見稲荷大社で稲荷山登拝をするんだけど、その前に絶対ここの神社にリュカは来たかったらしい。何故なのかは本編で語られそうだね。

そして次に訪れたのが伏見稲荷大社。
リュカ念願の稲荷山登拝だってさ。

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気合い入れてパチリしてるところを撮られていたみたいだね。

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そして登拝したんだけど……ここでのボクの出番は無しだよ。
あまりにもキツイ登拝でリュカはヘトヘトになっていたから、ボクの撮影をする余裕はゼロだったみたいだ(笑)

山頂に無事に到着。
そのあと休憩してるときに、やっと記念撮影が出来たよw

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伏見稲荷大社のあとに向かったのは東寺だ。
ココの帝釈天さんがイケメンなのでリュカは再会を楽しみにしていたらしい(笑)

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ホテルにチェックインして、まずは汗だくになった体をシャワーでサッパリさせるよ。
ボクはアルコールティッシュで拭かれただけなんだけどね(笑)

そしてビールを飲んで休憩だ。

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夕御飯と夜の祇園祭のとき、ボクの出番はなかったので写真はなし。
このときは、翌日花嫁さんになる Y ちゃんも合流して一緒に行動してたみたいだね。
記念撮影のときだけマスクはアゴにww
一番手前の女性が花嫁さんだよ。

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翌朝、ホテルでの朝食だよー。

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バイキング形式は楽しいね。
ちなみにリュカは前日の稲荷山登拝で、バリバリ筋肉痛らしい。

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食後の珈琲を飲んで、さて、結婚式に参加する準備をしようか!

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そして式に参加したコロル2世なのでした^^

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*** おまけ ***

京都駅にも「駅ピアノ」がありました。
茨城での駅ピアノのように、コロル2世をピアノの椅子に座らせて写真をパチリ。

ところが写真を撮っていた相方クン、なかなかコロルにピントが合わなくて悪戦苦闘。
久しぶりにカメラを持ったので、感覚をすっかり忘れているようです。
そのうち人が集まってきました。
やっと写真を撮影して、コロルを持ってその場を去ったら、近くに居たお姉さんに「人形置いただけやん」って言われました(笑)

どうやら演奏すると思われたようです ^m^;

結局コロルの写真はピンボケでボツ。
帰りの新幹線に乗る前に、再度挑戦しようと思ったら先客がいたので、遠くからコロル2世の写真を撮りました。(しかし何故コロルがこんなに写真の端っこなんだい、相方クンよ)

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相方クンは椅子に座ったコロルの写真が撮れずに悔しがっていましたが、仕方ないわよww
また人が集まって来たら困るもん(笑)


京都土産 [京都]

今回の京都、1日目に行った場所を先に公開。

・藤森神社
・伏見稲荷大社
・東寺
・夜の祇園祭

今回の場所はそれぞれが絡み合う因縁の場所になるわけですww

まだ記事が書けないので、いただいた御守りと買ってきたお土産を載せちゃおう。
まずは藤森神社で授与された御守りです。麻は古来日本では大事な植物だったからね^^

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東寺では、先代猫ゆず用のお線香と香立てをゲット。
良い香りのお線香です。

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祇園祭では南観音山の手ぬぐいを買いました。

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デザインが気に入ったの^^

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ま、写真撮影をしていたら
お約束の子が来るのは当然ねww

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京都駅ではお漬物を買ったよ〜。
かぼちゃ漬と、きゅうりのしそ巻「赤味の樹」です。

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覚書でコレもパチリ。
えーっと、京つけもの児島さんね。覚えておこう^^

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さっそく実食。
きゅうりがマジで美味い! きゅうりの中にも紫蘇の実が入っていて口の中に香りが広がる^^

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今回、結婚式用の服を貸してくれた母にも同じものを送ったのですが
「美味しい!」と、とても喜んでくれたので良かった。
ビールが進んだみたいです ^m^


ホテルグランヴィア京都での結婚式 [京都]

結婚式参加のために宿泊したのはホテルグランヴィア京都
ここで親戚の結婚式がおこなわれました。
新婦さんが私や相方クンの親戚で東京在住。新郎さんは九州在住とのことで、中間地点が京都? ってことになったみたいです。

荷物も結構あったので、前泊して翌朝。
めちゃめちゃ良い天気ですよー! 部屋からの眺めをパチリ。

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挙式は12時から。部屋で着替えてからチェックアウトをして、親族控え室に向かいました。
ここで久しぶりに相方クンのご両親とも会いましたよ。コロナになってから私は帰省してなかったから^^;

挙式が始まり、バージンロードを歩く新婦さん。
結婚式は何度参列しても、このときが一番ジーンとしますね。新婦さんのドレスも素敵でした。

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この日は快晴だったので、ホテルの鐘を鳴らすイベントもあったのです。
どうやらけっこう重たい鐘だったらしく、なかなか鳴らず、新郎さん頑張って紐を引っ張ってましたw

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澄んだ音色が響き渡ると、他のお客サマからも拍手がおこってましたよ。
おめでとうー!^^

披露宴会場は感染対策が取られていて、かなり席と席の間が空いてました。
間にはもちろんパーテーション。でもパーテーションも全然気にならなかったな。

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お、これがケーキ入刀! の Wedding Cake だね♪

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本日のメニューはこんな感じでございます。
ホテルグランヴィア京都は食事が美味しいと評判だというので新婦さんも食事を楽しみにしているみたいよ^^

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お皿もとっても素敵だな〜。

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親戚だけなので、食事会という名の披露宴が始まりました。
新郎さんのお父様のご挨拶後、シャンパンで乾杯。お料理の一品目が登場です。

「京都美山の汲み上げ湯葉と柚子のエスプーマ キャビア添え」

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ふわふわの泡の中に、湯葉とキャビアが出てきました^^
柚子の風味がとてもアクセントになっていて美味しかったよー。

お飲み物は? と係の人に聞かれたのでビールを貰い、そして白ワインにスイッチする私と相方クン。どうやら飲む人間は私たち二人だけのようだ……(笑)

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二品目は「オマール海老と季節野菜のコンポジション 白いヴェールを纏って」です。
オマール海老が食べやすいサイズにカットされていて、なんてお上品!

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三品目。「和牛のコンソメスープ アワビと季節の茸のラビオリ トリュフの舞」
トリュフの香りが凄かった!
そしてラビオリが美味しかったんだけど、上手に食べるのにちょっと苦労しました(笑)

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このあたりで新郎新婦が、それぞれの家族・親戚を紹介しました。
新郎さん側には、そろそろ1歳になる女の子も居て、ほのぼのと賑やかに会は進みました。
ケーキ入刀も笑い溢れるなかおこなわれました。

四品目は「甘鯛のポワレ 白とうもろこしのリゾット シャンパン香るクリームソース 雲丹を添えて」です。この白とうもろこしが本当に美味しくてねぇ〜。相方クン、煉獄さん(鬼滅)のように「うまい!」って言って食べてましたww

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お口直しは、「祇園辻利の抹茶をグラニテに仕立てて」が登場。
お口の中がサッパリして非常に美味しかったです。

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じつはこっそり参加していたコロル2世。
そろそろ登場させても良いな??

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「××(新婦)さーん、記念撮影〜」と言って、コロル2世登場。
パチリとさせてもらいましたww
新郎さん、この子はコロル2世と言って、北海道から来たシロクマなのです。宜しくね(笑)

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メインのお肉も登場!!
「黒毛和牛フィレ肉のグリエとフォワグラのポワレ 季節の彩り野菜 生姜香る玉ねぎの和風ソース」です。

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こりゃ、赤ワインでしょう!ってことで貰う(笑)
グラスに注いで貰ってるところをパチリしたら、給仕さんが「緊張しますね〜」と笑顔でした。

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シュパっと断面を!
もうね、美味しいに決まってます(笑)

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ポテトもミルフィーユ状になっていて、プロの仕事だ!
シュパっと断面見せっ!

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口の中は幸せいっぱいになりました。

デザートは「柚子を楽しむ枯山水」です。
盛り付けが素晴らしい!!

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柚子の表面はチョコレートで、中はフワフワのムース。そしてその中心に柚子ソース。
さっぱりしていて美味しかった♪

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ウエディングケーキも食べましたよ。
「え!? 食べちゃったの? オレがリュカのぶんも食べるつもりだったのに!」と相方クン。

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だって。こういう縁起物(?)は、ちゃんと食べないとね……って言ったら、すごい残念がってました。だったら食べて貰えば良かったかなw
(私は甘いものが苦手で、相方クンは甘いものが好き)

食事のあとは新婦さんがご両親への手紙を読み、ご両親はウルウル(していたと思う)。
京都オリジナルの婚姻届に証人などを記入をして、食事会はお開きになりました。

翌日は朝一番で会議がある相方クン。
17:01 の新幹線「のぞみ36号」で東京に戻ります。バババっと着替えを済ませ、新幹線乗り場へ GO!!
駅直結のホテルは、こういうときすごく助かります。

新幹線のなかで改めて乾杯。
おつかれさまー!

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20時に家に到着。あお〜うみぃ〜ただいま〜!
無事に戻って参りました^^

こんな感じで結婚式参加は終了。
ダイエットしていた体は、翌日 2kg 増えておりましたww


*****
写真の整理が出来たら、式前日に観光しまくった様子を UP していきます。
歴史のディープな話も出てくるので、興味のない人は適当にスルーしてねw


京都:屏風祭も楽しんだよ [京都]

京都の記事は今日が最終回。
祇園祭の宵山の時期(前祭:14日~16日/後祭:21日~23日)には、山鉾町にある旧家や老舗がそれぞれの所蔵する美術品・調度品などを飾り公開する「屏風祭」も開催されるのだ。

以前テレビで見たことがあって、すごいなーって思っていたんだけど、
まさか実際に見ることが出来るとは思わなかったので嬉しかったなあ^^

土地勘ゼロなので、どこのおうちの美術品や調度品なのかは分からなかったけど、美術館や博物館じゃない場所で、こんなに見せて貰えることに感動よ(笑)

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なにこれー!
こんなに凄いモノを持ってるおうちって、何者ですか!(笑)

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ら……洛中洛外図ですか?(@_@;;

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こうして見ると、京町家の奥に長い構造の家、「うなぎの寝床」が実感出来ます。

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あああ、あの着物もきっと凄いものなんだろうなあww
こういう柄、博物館の展覧会で観たことあるぞw

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山鉾のミニチュア版もあって可愛い^^

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惜しげもなく披露してくれる旧家&老舗に感謝ですわww

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祇園祭&屏風祭を一時間ほど楽しんでホテルに戻りました。
ホテルグランヴィア京都に入るとき、京都タワーが見えていたのでパチリ。

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面白かったなー。
この季節に京都に来られて本当に良かった。花嫁 Y ちゃんに感謝です。
こうして結婚式参加前日は、濃厚な1日で幕を閉じたのでした。

歩数は驚異の三万歩超え!

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そりゃあちこち筋肉痛になるわww
多分1日の歩数、人生最高記録なんでないかい?(笑) ←北海道弁にて終了ww

京都:祇園祭の雰囲気を味わったよ [京都]

京都の三大祭のひとつ、祇園祭。
平安時代に流行した疫病退散を祈った御霊会。ちなみに御霊会(ごりょうえ)とは、疫病を流行させ、災害を起こす怨霊を鎮めるための祭りのことです。

じゃあ、誰が怨霊になっているのか?
それが八坂神社の主祭神スサノオです。牛頭(ごず)天王=スサノオと古くから同一視されているけど、八坂神社の公式サイトを確認すると、素戔嗚尊(スサノオのミコト)と記載されているね。

これは、明治元年(1868)の神仏分離令によって、それまで祇園神(牛頭天王)を祀っていた祇園社が社名を八坂神社に変えて、主祭神もスサノオに変更されたから。

まるまる1ヶ月にも渡っておこなわれる御霊会。それほど当時の人々に恐れられてきた疫神がスサノオなのだ。平安時代に猛威を振るった疫病。治療法も治療薬もない。
一般の人たちは死ねば街中のあちこちに放置され、公家達は屋敷の奥に引き籠もり、ひたすら悪疫が通り過ぎるのを祈るのみ。八坂神社(当時は祇園社)が創建され祈祷されたんだろうと思われます。

もちろん疫病が流行ったのは京都だけじゃないから、八坂神社は全国に勧請されて祇園祭りも全国各地で盛大におこなわれるようになっていくのだ。平安時代の初頭から中頃までは疫病が流行っていたみたいです。

今回の京都旅の最初の頃の記事に書いたけど、スサノオは渡来人の象徴。(あ、もちろんアマテラスも渡来人)
平安京の初期の頃(飛鳥京も含む)は、西域などから多くの渡来人が居住し活躍したんだけど、先進的な知識や技術(製鉄に関するものもねw)と共に疫病ももたらしたのよ。

その疫病が、古事記に登場する荒ぶるスサノオさんと結びついたんだねえ。



そんな祇園祭がおこなわれるのは7月。
この時期の京都には縁がないと思っていたから、今回京都で親戚の結婚式がおこなわれることになって超〜嬉しかったのです♪

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夕飯を済ませたあと、相方くんと花嫁 Y ちゃんと三人で街中に繰り出しました。

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この日は祇園祭宵山の後祭です。
山鉾が街中を巡行するわけではないけれど、駒形提灯が灯されていて雰囲気がある。停まっているから暗くてもスマホでそれなりに撮れるか?(笑)

山鉾の上には木が!
これは杉? 松? あとで調べてみたら太子山の山鉾だけが杉を立てて、それ以外は松なんだとか。
この山鉾は鈴鹿山。スサノオさんなのに松だなんて、ちょっと納得いかないなあって思ったんだけど、山鉾っていうのはそれぞれの場所のご神体が祀られていると書いてあって納得です。

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あ、八坂神社の神紋発見!
キュウリを輪切りにした模様に似てるから、この季節氏子さんはキュウリを食べない!
(でもウリ科は種類がたくさんあるので、「普通のきゅうりはあかんけど青うりや白うりはええですやろ」って食べてるって、ちぃさんが教えてくれたw)

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お囃子が聞こえてくるほうに向かうと、人も多くなってきました。
マスクでしっかり鼻を覆うぞ^^

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憧れだった祇園祭のなかに、今居るんだな〜って
しみじみ感動ww

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この鷹山。今回 196 年ぶりに参列復活した山鉾です。

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SSブログの かずのこさんも記事に書いていたけど、応仁の乱以前から巡行していた山鉾なんだって。でも 文政9(1826)年の巡行で大雨にあって懸装品を汚損したために参列をやめたんだそうな。

それから現在まで約190年間、御神体をお飾りする居祭を三条通室町西入の町家等で続けてきたんだって。そして今年巡行に復活。
狙って見ていたわけじゃなく偶然だったんだけど、貴重な山鉾を見てしまったわ!

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山鉾の見所。それは豪華でエキゾチックな懸装品。
ペルシャ絨毯チックのものです。

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この絨毯群は17世紀〜18世紀に織られた絨毯が多いみたいです。ペルシャ絨毯だと思われていたけど、インド地域で織られた絨毯もあったり様々みたい。
貴重なものだよねえ。

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今回観ていて、あれ? 印刷? って思うようなものもあったんだけど、山鉾巡行のときは本物が飾られるのだろうか? それはちょっと分からなかったです。

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絨毯。
正倉院には「花氈(かせん) 」が伝わっているよね。羊毛フェルトの敷物です。
その後、安土桃山時代には豊臣秀吉がペルシャ絨毯を陣羽織にしたり。17世紀頃には山鉾の懸装品として使われて^^

雅な文化の最先端!?
京都っぽいなーって思いながら楽しみました。

お囃子の様子は動画に撮りました。時間があったら見てね。
約31秒。音量注意ですw



次回、京都記事は最終回ですっ


ハモはちょっと残念だった [京都]

観智院をあとにして徒歩で京都駅まで戻りました。ホテルにチェックインです。
部屋を予約してくれたのは花嫁さん。とっても良い部屋でびっくりです。

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以前一度泊まったことがあるホテルグランヴィア京都。
そのときはスタンダードツインだったけど、今回はスーペリアツインでした(汗)
花嫁さん、感謝ですっ!

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窓から見える景色。正面に京都タワーで……

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視線を右に向けると、お? なんか赤い建物が見える。

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あれはもしかして清水寺か?

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清水寺もブログを始める前に行ったのが最後だな。
紅葉の季節の夜間特別拝観をしたことがあったなあ〜と、懐かしく眺めました。

まずは汗だくだったのでシャワーを浴びてスッキリ。
喉も渇いたので、グビーっとやっちゃうよ!

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このあとは京都駅近くのお店を予約してありました。
結婚式当日は洋食だろうから、和食が食べられる店にしていたのです。でも慌てて選んだので、リサーチ不足だった感は否めないw

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今回予約したのは『うぐいす』というお店。
個室だというので選びました。

ホテルの部屋でビールは飲んでいたから、いきなり日本酒にいっちゃうもんね。
メニューを見ると、日本酒の名前は並んでいるけど純米などの記載がない。
お店のお兄さんに「純米か純米吟醸が飲みたいのですが、どれですか?」って聞くと答えられない。

なるほどなるほど。了解しました^^;
個室から聞こえる声からするに、若者向けのお店なんだね。それじゃ……と、適当にお酒は注文。

お通しはアサリの酒蒸し。
京都に来たからね。生湯葉は貰っちゃおう!

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それから、豚巻き野菜蒸篭蒸しが美味しそうだったので注文。

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賀茂茄子の肉詰め、これ美味しかったです!!
炙り合鴨ロースは普通の美味しさw

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この季節だからあると信じていたハモ!
湯引きと天麩羅を貰ったよ。

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美味しかったけど……もっと美味しい店はあっただろうなあ(笑)
とてもリーズナブルだったので、と自分に言い聞かせましたw

でもね、店員さんはとても親切でしたよ。日本酒をもっと詳しく知ってくれていたら尚良かったなあw

花嫁さん Y ちゃんから連絡が来て、合流したいというのでお店に来てもらいました。
ネイルを済ませてきたみたい^^

せっかくダイエットもしたので、ガッツリ食べるのは止めるということで、万願寺とうがらしや生麩の田楽を食べておりました。もちろんお酒は飲まず烏龍茶。翌日顔がむくんでいたら困るもんねw

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記念撮影パチリ^^
このあと一緒に夜の祇園祭を見に行くことになりました♪


京都:東寺と観智院 [京都]

東寺にやってきました。
日差しが強くて歩くのもけっこう辛いw

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でも久しぶりの京都だったから、やっぱり東寺には来たかったのだ。
藤森神社→伏見稲荷大社→東寺という因縁絡めて記事にしてきたけど……まぁホントは此処の講堂内にいらっしゃる立体曼荼羅の仏像に会いたかったのさ!

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【パンフレットより】

イケメンの帝釈天さんと再会したかったのさ!

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【パンフレットより】

樹齢120年の不二桜を眺めながら境内を散策。講堂を目指します。

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講堂でたっぷり立体曼荼羅を楽しみ、その次に金堂で薬師如来さま、日光菩薩&月光菩薩、十二神将を愛でます。有り難い気持ちになるねえ。

五重塔あたりもウロウロ。

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空海さんが稲荷山から持ってきた木材で建てられた五重塔は焼失していて、現在見ることが出来るのは正保元年(1644)のものです。
それにしても、稲荷山の神聖さを見てきたからさぁ〜。やっぱりあそこから無断で木々を持ってきたら稲荷神マジで怒るって。祟るってww

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食堂では夏の催しとして特別展が開催されていました。
SETSUO KANO「MUJO」展です。
https://toji.or.jp/exhibition/2022_summer_jikido/

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水性マジックペンで無常の世界を描いてましたよ。
めちゃめちゃ大きな作品で、圧倒されたよー。いろいろな妖怪なども描かれていました。8月22日までだそうです。



東寺の次は、東寺一山の勧学院である観智院も見学することに。
(今で言う大学の研究室みたいなもの)
ここを訪れるのは初めてだわ。

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写真撮影が出来るのは庭だけだったので、建物内の写真は無いけど素晴らしかった!
襖絵も目を奪われるものばかり。

そして宮本武蔵が描いた「鷲の図」と「竹林の図」がありました。えええ!武蔵ってば、こんな素敵な図を描けたの!ってビックリです。

本堂の五大虚空蔵菩薩は、日本っぽくない仏像。説明書きを読むと唐で作られたものみたいだわ。孔雀の上に鎮座している虚空蔵菩薩を眺めてぼんやりしました。愛染明王もカッコ良かったな。

気になる人は公式サイトで中の様子をどうぞ。
https://toji.or.jp/guide/kanchiin/

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とても落ち着いた雰囲気の場所で、のんびりしました。

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靴を脱いで畳の上に座れたのも良かった^^
なにせ伏見稲荷大社の登拝の疲れが響いております(笑)

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時間を見るとそろそろ15時。
ホテルにチェックインする時間だねえ。長々記事を書いているので忘れていると思うけど、この日は親戚の結婚式前日なのです(笑)

次回、ホテルの部屋の様子と夜ご飯です。


京都:cafe ゆるりでランチをして東寺へ [京都]

伏見稲荷大社の参拝後、当初の計画では此処から少し歩いたところにある『ラーメントリトン』を考えていました。でもね、その距離すら疲れてしまってねぇ(笑)

踏切を渡ったとき、ふと目に入ってきたカフェ。

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cafe ゆるり』って書いてあります。看板を見るとマイルドなカレーが載っていました。正直、もう歩きたくなかったので此処に入っちゃおうか!

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店内の入口に「猫が居ます」って書かれていたので俄然やる気が出た(笑)
落ち着いた雰囲気の店内^^

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猫ちゃんハウスがあったけど、その中には居ませんでした。
まあ、こればっかりは猫の都合なので仕方ない。

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本日のカレーは「マイルドバターチキンカレー」だったので、それをいただきます。
カレーが出てくるまでの少しの時間、のんびりのんびり。ラーメン屋だったら落ち着かなかっただろうから、カフェに入って正解だな。

おおお、美味しそうなカレーが出てきた♪

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レーズンも付いてる^^

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本当にマイルドなカレーで癒されます。
食後の珈琲を飲みながらまったり^^

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女性店主さんに「今日は猫は居ないんですね」って聞いたら、奥の部屋で寝てますってw
うちにも猫が居て……って話をして、起動していた Webカメラで寝ているあおくんを見せました(笑)
猫好きさんは安心しますって言って笑ってました^^

良いお店だったなー。美味しかったなー。
元気が出て、駅に向かいます。このあと京都駅に戻って、東寺を目指したよ。



てくてく歩いていると、渋いセブンイレブン発見。
さすが京都。町並みに合わせているのね。(ガラスに五重塔が映ってます)

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見えてきました。東寺の五重塔。
久しぶりだな〜。前に此処を訪れたのは 2009 年。

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お、サギ(?)が居るぞ。

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ふと門の上を見上げると、鳥の彫刻が。
……こんなの前からあったっけ?

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ズームしてみたら、生きてるサギでしたw

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もっと混雑していると思った東寺。ガラガラです。
祇園祭の季節だから、みんな八坂神社に行ってるのかなあ?

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次回、東寺の写真をいくつか載せますね♪


伏見稲荷大社:本当にいろんな社がありました [京都]

京都、伏見稲荷大社登拝の記事に戻るにゃ〜。
今日は一気に駆け抜けて、伏見稲荷大社記事を終わりにするよ!

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稲荷山で今回の記事になるのはこの丸の場所です。
さすがに地図の一番左にある清滝社まで行くことは断念しましたorz...
(まじでヘロヘロだったw)

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この辺に来ると、朱い鳥居、そして沢山のお塚。カメラを持っていた相方くんは、私の趣味に付き合って登拝しているので景色に飽きてきた模様。写真があまりありません。私は1〜2枚スマホでパチリして、あとは相方くんに任せていたので同じく写真があまり無い。

おせき社を参拝して、石井社、そして薬力社に到着。
ここには沢山の草履が奉納されてました。足腰に御利益があると言われるのは、たたら踏みで足をやられてしまった神様が祀られているから。

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稲荷神がもともとは鉄の神様だと実感した私の目にはそう映る^^

このあとは坂道を下って御膳谷奉拝所に向かうか、それとも傘杉社などがある方面に向かうか、一瞬悩んだんだけど(疲れてたからw)、やっぱり奥も見てこよう!
傘杉社や天龍社を参拝します。

こっちの道は見事に誰も居ませんでした。鳥の鳴き声は聞こえます。

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人の気配はなく、静かな空間。
神様にジーっと見られているような気がしたよ(笑) マジでww

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ここの狐さん。稲荷山から麓にある本殿や拝殿に集まる人たちを見下ろすように立っていました。めっちゃカッコイイ狐さんだった!

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パチリしてる様子を撮られていた。
首に巻いたタオルは青森のリンゴ柄なのよ。(関係ないってw)

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稲荷山全体に群生する杉の木。これがご神木で、神の依り代でもある。
そんな杉の神様を祀る傘杉社。

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自然と厳粛な気持ちになります。杉から光が出ているような写真に撮れていたわ。
でも本当にそんな感じだったのよ。

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「瀧」「金」などの名前が付いた神様が祀られている社。鍛冶屋絡みだとみた!

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そして御膳谷奉拝所まで降りてくると、神職さんが奉拝所に入っていくところでした。

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此処は、稲荷山三ヶ峯の裏背後にあたる場所。
御饗殿(みあえどの)や御竈殿(みかまどの)があって神供したところと伝えられているそうな。今でも神様に御日供(おにっく=神様への食事)をお供えしてるんだって。

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この周辺の狐さん。
苔むした感じが、長い時を感じさせるね。

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何回も記事に書いているけど、本当に本当に人々の思いを感じる場所なんだなって思いました。

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そして眼力社に到着。
たたら製鉄は片目で炉の火を見るので、視力を失ってしまった神々を祀るのさ。

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妖怪の一つ目小僧も、一本足の傘オバケ(一本だたら)も、そんなたたら製鉄で身体を壊してしまった人を表しているんだよ。

参拝最後は大杉社。ここも杉。
稲荷は本当に、杉・杉・杉……これの意味するところをもっと調べないと駄目だなと実感。まだうまく自分の中に落ちてこない。

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でも何故杉じゃなくて、竹を咥えた狐なのかはもっと謎(笑)

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お山を一周して、四ツ辻の茶屋『仁志むら亭』に戻ってきました!!
まじで疲れたよ〜。足がガクガクだよ〜。もう一度ここで休憩です。

行きにビタミンレモンを飲んだとき、メニューに「ひやしあめ」というのを見つけていたの。クラフトコーラの記事を書いたとき、関西在住ゆきちさんが「冷やしあめ」ってコメントを残してくれていて、それが気になっていたんですよ。

ひやしあめって、関東では聞かないから注文してみよう!
でも休憩処を利用するためには、一人一品注文しないと駄目なの。相方くんはトコロテンにするって。味が黒蜜と酢醤油と抹茶味があったんだけど、悩んで酢醤油にしてました。

これがひやしあめ!
飲んでみると水飴?? ネットで調べると、麦芽水飴をお湯で溶いて、生姜の絞り汁を加えて冷やした飲み物なんだね。身体に優しい味がします。

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相方くんのところてん。食べさせて貰ったら酢醤油が身体の隅々まで行き渡って疲れが癒えていくっ!
ドラクエの宿屋の音楽が脳内を流れたw 
結局私が食べちゃいました(笑)

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「ホントは黒蜜にしようかと思ったけど、そしたら絶対リュカは食べないからね。酢醤油にして正解だったよ」ってさ。分かってるな〜もぅ!ww
お酢 LOVE !!!!(相方くんは酸っぱいモノはちょっと…いや、結構苦手w)

店内には狐の置物が。可愛くて欲しかったけど、移動してて壊しても嫌なので諦めました。

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茶屋を出て下界 (笑) を眺める。

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下りの階段で、足はガクガクだったけど降りてきました。
舗装されていない道はごく一部だったけど、石段まじでキツかったな〜。黒猫ちゃんが「よく頑張って登拝してきたにゃ。出口はこっちだにゃ」と案内してくれました。

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行きにご挨拶した白狐社や奥宮に戻ってきました。
ここもすごく神聖な場所なのに。行きは神聖だと感じていたのに。お山して稲荷の奥深さを知ったら、とても日常な場所に感じてしまった。神様ごめんなさいww

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そのくらい凄かった稲荷山です。
境内に入ってから出るまで、3 時間掛かっていました。足はガクガクしてるけど、次の目的地は東寺!

でもその前に何かお昼ご飯を食べなくてはっ
なにせこの時点は時間は 12 時半です。

***
と、こんな感じで伏見稲荷大社のお話しは終わりです。
次は夜に見た祇園祭の話まで、お気楽旅記事になると思いますよ〜^^
祇園祭の牛頭天王(スサノオさん)では、またいろいろ語るかもw
(かも、じゃなくて語るんだけどねw)


伏見稲荷:御劔社の雷石 [京都]

伏見稲荷大社登拝。あちこちの塚にこんなふうにお供え物をしているのをよく見かけました。神様へのお供えなんだろうけど、猫が多かったので猫が食べてるのかな? ^m^

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さて。山頂での参拝を済ませてこのあとは稲荷山のあちこちにある社(やしろ)を参拝しながら下山します。

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ここからは下り。人は殆ど居ません。
そして人のかわりに虫がいっぱい飛んでる(笑)
一応登山用の格好をしていたので、腕まくりしていた長袖を元に戻して、タオルを首に巻いてガード。そして鞄から虫除けスプレーを取り出す! 準備はOK !

顔を蚊に食われたら翌日の結婚式に支障が出るからねって思って、顔にスプレーをかけたら目に入って「ぎゃーーー!」ってなりました。相方くんに「バカだね」って言われたわ。

山頂にある一ノ峰上社を少し下ったところにあるのが春繁社。公式サイトにも紹介されていないので詳細は不明だけど、磐座(いわくら=神が宿る岩石)を祀っている落ち着いた雰囲気の社です。もともとは社なんて無く、純粋に磐座だけを祀っていたんだろうな。秦氏が来る前から稲荷山はあったに違いないもの。

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さらに下る。若干写真がブレている感じで、ヘロヘロになっていることが伝わるかしら(笑)

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本当に稲荷山はお塚がすごい。
お塚とは「稲荷大神様に別名をつけて信仰する人々が、石にそのお名前を刻んで、お山に奉納したもの」です。いろいろな人の願いや思い、感謝が溢れているんだろうなあ。

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この狐さんの近くには溶接会社が奉納した鳥居がありました。
ということは、御劔社も近い?なんて思ってしまったww

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御劔社(みつるぎしゃ)に到着。別名は長者社。秦伊侶具(いろぐ)を長者にしてるからその名前のようですわ。稲荷山にある神蹟の中でも古いものだって。公式サイトにも「稲荷山の三つの峰と同じように、古くからの神祭りの場であったようです。」と書いてある。もうこの時点で稲荷がもともとは「鋳成り」だったのは決定だよ!(笑)

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ここには「賀茂玉依姫」が祭神として祀られているよ。ああ、やっぱり賀茂が出てきちゃった(笑)
田中社に祀られていた賀茂建角身神の娘です。川で拾った丹塗りの矢を持ち帰って、床に刺していたら妊娠して賀茂別雷神を産んだという話です。賀茂玉依姫は火の神とも云われてるよ。

此処には雷石と井戸があるはずなの。探す!と、先に行く私が中央にチラリと写っております(笑)

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この井戸が「焼刃(やいば)の水」と呼ばれる霊水。能の謡曲「小鍛冶」で宗近が稲荷山の埴土(はにつち=粘土質の土)と、この霊水を焼刃に合わせ用いたと言われてるんだって。
最近だと明治元年に、名工宮本包則が稲荷山に籠もって作刀したそうな。その石碑もあるみたいだけど気づかなかった^^;

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さらに石段を上って見つけた!雷石(御劔石)!!

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その昔。この岩に雷が落ちたので、神がその雷をこの岩に封じ込め、縄で縛ったという伝えのある石。
雷と火、そして水。ここの一帯には、とんでもない神様が鎮まっている気がしました。
ちょっと圧倒されちゃったな。

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お塚もたくさんある独特の雰囲気。これが稲荷山なんだね。
千本鳥居だけじゃないんだよ。

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薬力の滝行場というのもありました。

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毒気を抜かれて次の社(やしろ)へ向かいますよっ!

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