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花の窟神社と七里御浜 [和歌山]

熊野市駅前からタクシーに乗って、まず向かった先は【花の窟】です。
東京では聞いたことがないくらいの、蝉の大合唱。こんなにたくさんの蝉の鳴き声を聞いたのは初めてかも!ってくらい凄かったです(笑)

鳥居をくぐると神の世界

平成16年に世界遺産に登録された神社。
そのおかげか、花の窟神社の周りには新しい建物がたくさん。
まだ朝早かったのでお店は開いてませんでしたが、休憩出来る場所やお土産屋さんらしきものがありました。

トイレも綺麗でした

花の窟神社のご神体はこの正面の岩です。

かなりの巨石

見上げるとこんな感じ。ものすごい迫力です。

これは神様だわぁ

この岩は崖一面に広がる巨岩。この花の窟は日本書紀に記述されていて、
そして熊野が記紀に登場したのは、この花の窟の記述が最初なんだそうです。

花の窟は、伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火の神を産んだときに死んでしまい、葬られた御陵。
つまりイザナミさんのお墓です。

日本書紀に記載される以前から、この巨岩はきっと人々から特別な場所として敬われてきただろうということはひしひしと伝わってきます。イザナミさんのお墓だと言われるずっとずっと前、そんな神話すら持たなかった古代の人々も此処に「神」を感じていたんだと思いました。
そのくらい大きな力を感じます。

熊野という土地は、きっと全体的にそんな雰囲気なのかもしれません。
神道として統合される以前の神、そして神道、修験道、仏教。そういう信仰を時代時代で、柔軟に受け入れる大きな土地。世界遺産に登録された理由の一つでもあったと記憶してます。
人々のニーズに合わせて、神様の姿も変化したのよね(笑)

カエルのように見えなくもない奇岩が、参拝者を見下ろしています(笑)

面白い形だよね

ホントはこの巨岩には「御綱掛け神事」で掛けられた綱があったはずなのですが
台風で無くなっちゃってましたorz...

さて、花の窟を出て海岸へ向かいます。七里御浜に出てみました。
ちりみはま」だと思ったら、看板には「ちりみはま」って書かれていました。
浜から振り返ると、花の窟が見えます。縄が垂れてる・・・^^;

ものすごい台風だったんだねえ^^;

七里御浜です!!凄く綺麗!!!
波の音がすごーーーく聞こえました(^▽^)
奥に見えるのは鬼ヶ城のようです。此処にもいつかは行ってみたい^^

あおーーーうみーーーー(笑)

岩 (陸) から海岸までが近い所為なのか、砂浜じゃなくて石浜です!
角は丸くなっているけど、まだまだ石が大きいよ。
砂粒になる前に海にたどり着いちゃいました~!って感じでしょうか?(笑)

まんまるの石、いろいろあって可愛い!

とっても気持ちいい風と波の音。
晴れて良かったな~~~~!!!熊野灘を堪能出来ました^^

波はけっこう足下まできました!

今日一日、この天気が続きますように・・・って祈ったら、見事に快晴の一日になって、
それはそれで熱中症になりそうで大変でした(笑)

色が綺麗よね~~~♪

動画も撮ってみました。波の音と石がぶつかる音がしてます。
当然、音は大きいと思うのでボリューム注意です(^^)



歩いて熊野市駅まで戻ろうと思ったら、バス停を発見。
時刻表を見ると、あと5分くらいでバスが来るみたいなので待つことにしました。

じりじり日差しがつよい!

若干遅れてバスが到着。車内からパチリと写したのは獅子岩。

立派な横顔です

熊野市駅に到着。ここからは紀伊本線で新宮 (しんぐう) へ向かいます。
深夜バスが遅れたために、急遽見学する順番を変えて、新宮からバスで熊野本宮大社へ行くことにしました。( なにせ、バスや列車の本数が無いので、失敗すると時間を無駄にすることになるのです。ツアコン相方君のナイス判断でした。 )

熊野市駅にあった巨大な絵馬。

八咫烏だよーーー

出た!!八咫烏!!
これはロンドン五輪サッカー日本代表応援絵馬でした^^
八咫烏は日本サッカー協会のシンボルマークにもなっているよね。八咫烏は此処、熊野の鳥。

日本に初めて近代サッカーを紹介した中村覚之助という人に敬意を表して、出身地である那智勝浦町にある熊野那智大社の八咫烏をデザインしたんだそうですよ。
(確かに三本足なら、よりサッカーに有利かも?w)

つづく。
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