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シャトーカミヤ [茨城]

牛久大仏を見たあと向かったのは、「シャトーカミヤ」というワイン醸造所です。
この場所は全然知らなかったのですが、牛久には昔から醸造所があるんだよという噂を聞いたので行ってみたの。

シャトーカミヤ

そしたら・・・なんと!

このシャトーカミヤは、浅草「神谷バー」を開店した、神谷傳兵衛が建設したんだって。
牛久と浅草に接点があるのはビックリだ(笑)

当時の神谷バーは、こんな感じだったそうな。

当時の神谷バー

シャトーカミヤは、日本初の本格的ワイン醸造場であり、日本のワイン発祥の地のひとつなんだそうです。
ほえぇぇ~~~知らなかったよ~~~。

此処は結婚式の会場も兼ねているようで、今日もレストランなどは貸し切り。
ウエディングドレスを着た若い娘さんたちが幸せそうな笑顔を見せておりました。

でも私の興味は勿論ワイン!
神谷傳兵衛記念館は、かなり楽しめました。

昔懐かしのポスターは勿論、

昔のポスター

めちゃめちゃ楽しかったのが、階下にある昔のワインセラー見学♪

黒カビに覆われた樽が眠っている暗い部屋に、外の灯りが差し込みます。

セラー内

もー!
洞窟好きの私としては、こういう空間大大大好き!!!

ちょっと湿気のある、セラー独特の匂い。
余市のニッカのウイスキー工場で、樽が眠っている煉瓦造りの倉庫で嗅いだ匂いに似ています。

歴史を感じる空気と匂い。

樽が並んでるの


樽が並んだ奥には、小さな空間があって、ワイングラスが並べられていました。

小さな小部屋

相方くんは、「こういうところ夜一人はコワイね」って言っていたけど、
私はこういうところに住んでみたかったりして(笑)
わっはっは

ワインの瓶が積み重ねられていました。

ワインの瓶

所々の薄明かりで撮ったので、雰囲気が伝わるか難しいけど
ほんとに歴史を感じだよ~(笑)

ちなみに、此処の本館の完成は、明治三十六年(1903年)九月だそうです。
ボルドー原産の苗木 6000 本を輸入して、稲敷郡岡田村(現牛久市)の原野 120 町歩を買い入れて移植したんだそうな。

牛久がそんなにワインと関わりが深いとは、此処に来るまで知らなかったよ。
牛久と言えば、小川芋銭(うせん) の河童!って思っていたからネ(笑) ←このネタは次回。

レリーフ

セラーの薄明かりに浮かび上がるレリーフ。
こういうのが所々にあって、これまた良い雰囲気を醸し出しておりました。

せっかくなので、ワインを買って帰ろう!って思ったんだけど、試飲してみて・・・値段との折り合いが^^;
でね、電気ブランを買って帰ってきたよ。

神谷バーと言えば電気ブラン!ってことで(^▽^)
文明開化の風潮の中、「電気」って言葉にはハイカラなイメージがあったんだって。
電気ブランなんて、変な名前だな~って思っていたけど、こうやって由来も知ることができて楽しかったです。


そして次回は、牛久に居た画家さんのお話。

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