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九州旅行:長崎 出島和蘭商館跡を見学 [長崎]

路面電車の出島駅を降りると、出島和蘭商館跡は目の前でした。

看板です~

教科書でさらっと習いましたよねー。出島^^

あまり人はいないけど(笑)

1571年にポルトガル船が長崎港に入港してポルトガル人が日本にやってきました。
その後キリスト教問題や混血児問題などがあったため、日本人と外国人を隔絶する目的で、海面を埋め立て扇形の出島を築いたのが始まり。

パンフレットより

その後、1637年に起こった島原の乱によって、幕府はポルトガル人の来航を禁止して、出島は空き家になったんだそうな。そしてポルトガル人に代わって、1641年に平戸のオランダ商館が出島に移され、1859年までオランダ人が218年間入居したのだそうです。当時は49棟もの建物があったそうな。

出島は明治期に港湾埋立によって市中に埋もれてしまったけど、現在は19世紀初頭の出島が一部復元されてます。

私たちは西側メインゲート(かつての船着場付近)から入場。
19世紀初頭の江戸時代から幕末開国後、明治へと時代を辿って見学することが出来ます。

メインストリート

こちらは一番船の船頭部屋 1F 倉庫にあった秤です。
かなり大きくてびっくり!

私も測れる?(笑)

一番船の船頭部屋の2Fは、船長が滞在した部屋と商館員の住居になっているんだそうな。

こちら ↓ は、オランダ商館員(事務官)が暮らしていた居間と寝室。

可愛らしい

家具はバタヴィア(インドネシアのジャカルタ)から持ち込むか、長崎の職人に作らせていたんだって。

一番船船長の部屋 ↓ は立派ですよー!

広いね~

19世紀初頭の出島。夏になるとオランダの貿易船が2隻来航するのが通例だったんだって。そのうち先に到着する「一番船」の船長が滞在したのがこの部屋。
そして船員たちは船で暮らしたんだって! 平衡感覚がなくなりそうね^^;

屏風も素敵

壁は、唐紙。当時はモダンに感じたかな?
もちろん今のインテリアにも良さそうです^^

唐紙:伝統的な文様をモチーフにした木版刷りの美術紙。室町時代から建物内部の壁や襖の装飾に使用されました。

優しい感じ

水タバコなども置いてありました。

水たばこだって

ここでどんな暮らしをしていたか、想像するのも楽しいですね^^

いかにもって感じ

空地発見。ここは第三期復元整備事業現場で、2016年に6棟の建物が完成する予定なんだそうです。

空地発見

そして最後は約15分の1のサイズのミニ出島コーナー。
全体像が見えてとても分かりやすいです。

ガリバー気分

こうして見ると、本当に扇形で出っ張った人工の島だったんだなーって感じます。

まさに出島!

この約15,000㎡ (3,969坪余) の空間に、人や家畜が住んでいたんだなあ。
当時の雰囲気を味わうことが出来ました(^-^)

面白かったです

この日は 13:00 からの軍艦島周遊&上陸クルーズに予約をしていたので、そろそろ長崎港ターミナルへ行かねば!
定刻の 30 分前には集合してくださいと予約メールに書かれていたので、出島を後にして駆け足でターミナルへ向かいました。

さあ、海は荒れてるでしょうか?
穏やかでしょうか?
軍艦島には上陸できるかな? ドキドキドキ


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出島和蘭商館跡
長崎県長崎市出島町6-1
Tel:095-821-7200
JR長崎駅から路面電車(正覚寺行乗車)利用5分、出島下車、徒歩すぐ
9:00~18:00(入館は17:40まで) ※季節によって変更あり
一般500円
【2014年1月現在の情報デス】

タグ:九州 長崎 出島
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