金沢、ひがし茶屋街の志摩を見学しました

石川県旅行2日目。
この日から相方君は仕事なので、私は一人で散策ですよー。

旅行前の天気予報では、2日目は雨の予報でした。降水確率もかなり高かったので、いつもは傘は持って行かないけど、今回はカバンに折りたたみ傘を入れて来たのです。そして予報通り、2日目は雨でした。

朝起きたときはザーザー降りだったんだけど、私が出発する頃には小雨に。
「リュカが外に出たら太陽が出てくるよ。太陽に紐付けて歩いてるようなもんだから」 という相方君の言葉通り、ひがし茶屋街に降り立つ頃には雨もあがりました。



ここでの目的は、国指定重要文化財の 「志摩」 というお茶屋さんです。



文政三年（1820）に建てられ、江戸時代のまま残っているとても貴重な建造物です。
全国のお茶屋建築で唯一の国指定文化財。

ここは、遊芸を主体とした造りになっているので、お客さんをもてなす 2F は、押し入れや間仕切りが一切ないんだそうな。だから建物の強度は弱いのに、江戸時代のまま残っているというのが凄いんだって。



2F は本当に贅沢な造りになっていました。
一般庶民は絶対に入れなかったお茶屋。上流階級のお金持ちのダンナさんだって、一見さんでは入ることが許されなかったそうです。



こんな贅をつくした部屋で、殿方は遊芸を楽しんだんだねえ (^ω^



一晩でどんだけのお金を使ったんだろうなんて考えちゃいました(笑)



調度品も本当に美しかったです。



ふすまの引き手は七宝焼きだったかな。



器もキラキラ。ため息が出ちゃうわ。



さりげない装飾も品があるんだよねー。



中庭を眺めつつ、しばしぼんやりと(^-^)



1Fは裏舞台だけあって、質素な造りになっていました。
それでもじゅうぶん綺麗だなーって思っちゃったんだけどね（笑）



台所はこんな感じです。
私はきっと、2F の接客担当じゃなくて此処だな(笑)



仏間の仏壇がめちゃめちゃ大きくてさすがだわ～って思いました。
きっと仏壇の装飾も半端無いんだろうな(笑)



けっこうのんびり滞在しちゃいました。
さあ、お次はこの界隈を散策しよう！！

つづきます。

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国指定重要文化財　志摩
金沢市東山1-13-21
9:00〜18:00
tel：[phone]
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残念ながら、おもいっきり庶民だよ。あおくん（笑）