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奈良・正暦寺で孔雀明王サマと再会する [奈良]

奈良旅行。春日大社を後にして、再び車で出発。
次の目的地は正暦寺!!ここも車じゃないとちょっと不便な場所にあります。

ちょっと奥まった所に入ってきたので紅葉が綺麗です。

赤い~~

空気も澄んでいて、人もほとんど居ません。
「あー、こうじゃなくちゃ。これがオレらの旅だ~」 と、東大寺で人に酔った相方君は清々しい顔をしてました(笑)

前に正暦寺に来たのは 2004 年。
母と二人で奈良を旅したときに観光タクシーの運転手さんが教えてくれた紅葉スポットだったのです。そのときの紅葉がこちら ↓ 。

過去写真
【2004年】

ここは、日本清酒発祥の地でもあるんだよ。母と記念写真をとったときの写真も載せちゃおう。

ぱちり
【2004年】

今回は、まだそこまでは紅葉してなかったけど、じゅうぶん綺麗です。
てくてく坂道を上って行って本堂を目指します。
振り返ると、相方君はのんびり歩いてきてるよ。

良い雰囲気

あー、こんな石段登ったなあ~(笑)

よいしょよいしょ

この石段。観世音菩薩の誓願の数にちなんだ 33 段と、阿弥陀如来の誓願の数にちなんだ 48 段の合計81段なんだって。この石段をすべて登りきることで、観世音菩薩と阿弥陀如来のご加護を受けられるとされています。

到着ー!
どう?この潔いまでのスッキリした本堂!
伽藍などは平家による焼き打ちや、兵火で焼失してしまったんだそうな。

サッパリ!

正暦寺は、僧が教義を学ぶ 「学問仏教」 の場として利用されてきたお寺なんだって。
だからこんな静かな場所にあるのかもしれないねー。
「ここでなら仕事がはかどりそうだ」 と、相方君、かなり正暦寺が気に入ったようです。

良い雰囲気でしょ

本堂には御本尊の薬師如来。
11月3日~12月6日まで秘仏御開帳だったので、薬師如来倚像と対面することができました。
白鳳時代の薬師如来サマなので、顔つきがいつも見るものとは少し違います。そして台座に腰かける姿なのよね。

こちらです
【 絵はがきより 】

しばし正面に座って堂内に流れる真言に耳を傾けながら、薬師如来さまを眺めました。

さて、続いては正暦寺の福寿院に向かいます。
ここにね、孔雀明王サマがいるの。

てくてくてく

今回、このお寺に来たかった理由。
もちろん秘仏公開もその理由のひとつなのですが・・・11年前の記憶を確かめに来たのです。

福寿院

この福寿院で私は、孔雀明王の絵を見たと記憶していたのですが、正暦寺を調べると所蔵しているのは木造の孔雀明王坐像なのです。この目でもう一度確認したかったの!

あ、この分福茶釜は覚えてる^^

かわいいしょ

狩野永納が描いた襖絵などを見ながら奥に行くと・・・

素敵でしょ
【 絵はがきより 】

あ!孔雀明王さま!
木造の坐像だ!!

坐像でした
【 絵はがきより 】

どこで記憶が変わっちゃったんだろうね(笑)
仁和寺やトーハクの孔雀明王像の絵画が見たい!って強く思っていて、いつの間にか記憶がすり替わったのかねえ?

見事な木造の坐像でした。
高野山の快慶作の孔雀明王とは違うけど、こちらも品のある姿です。鎌倉時代のものだそうな。
ここでは孔雀明王の真言が流れていました。活字では知っていたけど、実際に唱えられてる声を意識して聞くのは初めてなので、しっかり覚えたよ^^

福寿院の縁側から見る眺め。
覚えてる・・・ほんっと綺麗だったのよねー。

いいでしょ

あー、やっぱり此処のお寺は好きだな~

不動明王のお部屋でも真言を唱えて正暦寺をあとにしました。
さあ、奈良駅まで戻ってレンタカーを返しに行こう!

ここでは自分たちで唱えました
【 絵はがきより 】

来られて良かった。正暦寺^^
やっぱり好きなお寺だな♪♪

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正暦寺
奈良市菩提山町157番地
9:00~17:00
9:00~16:00 (12月~2月)
福寿院 拝観料 大人500円

春季特別公開 (毎年4月18日~5月8日まで)
秋季特別公開 (毎年11月初旬~12月初旬まで) 
冬至祭 秘仏御開帳 (毎年12月22日)

<<2015年11月現在>>

正暦寺で手に入れたものはコチラ。
やっぱり孔雀明王さまのお守りは受けちゃうよねぇーw

わーい

それから、町営駐車場の脇で売られていた柿。
美味しかったよ!

3個入り
3個で100円

今日もあおくん

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