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吉野の吉水神社は歴史を身近に感じました [奈良]

金峯山寺を満喫したあとは、吉水神社へ向かいます。
宿から来たときはヘトヘトで、上りたくなかったこの階段。金峯山寺で蔵王権現様と対面して、清々しい気分の今の私は、軽々上ることができるよー(笑)

余裕余裕

吉水神社。
ご祭神は、後醍醐天皇、楠木正成、吉水院宗信法院公とのことです。
後醍醐天皇はココ、吉野の地に南朝を興して、初代天皇になったもんね。
歴史でいうところの南北朝時代だよ。

じゃじゃーん

この神社には、宗信法院が300人の僧兵を従えて、後醍醐天皇をお迎えしたお部屋があるんだって。すごいなあ~。ここから南朝 (吉野王朝) がスタートしたんだね。

そして・・・人形浄瑠璃や歌舞伎の演目のひとつ。
義経千本桜の舞台でもあるのだ。この景色・・・春には一面の桜が見えるのかな。

綺麗です

この演目はまだ観たことがないから、いつか観てみたいです。
参拝をしたあと書院を見学させてもらいます。現在は屋根の修理をしているんだって。

おじゃまします

この書院は、日本住宅建築史上最古の書院なんだそうな。
世界遺産として登録されてるんだって。

感動でしょ

源義経や静御前が、頼朝の追手から逃れて身を隠したお部屋もありました。
すごーい!ほんとにこの場所だったのねって実感です。
ここから義経や弁慶は東北へ落ち延びて行くんだね。そしてそのあとの悲劇を思うと泣ける。
静御前とはここでお別れをしたんだー。

皇居

後醍醐天皇の玉座は凄かったです。
こんな鄙びた場所にあるけど、床の間にもすごく風格があって、ここが南朝の皇居だったのかって実感できました。でも、後醍醐天皇は此処で風邪をこじらせて亡くなったんだね。

秀吉が吉野の桜を花見したときに滞在した部屋もありましたよ。
そして義経や弁慶の鎧、後醍醐天皇が使用した品々もいろいろ展示されていて、なんだか今もこの部屋に彼らがいるような、そんな気持ちになりました。

貴重なものがたくさん

博物館や美術館で見るのとは、全然違う感覚。
やっぱり現地で見るのはすごい。歴史の重みが違います。

吉野は役小角さんにとっても重要な場所だったし、考えてみれば、天武天皇がまだ大海人と呼ばれていたころ、殺されるのを避けて向かった場所は吉野。そして挙兵したんだよね。吉野の歴史的な重要さ、見せつけられた気がしました。鉱物資源豊富だしネ。

後醍醐天皇が所持していた蝉丸の琵琶。
これ本当に美しかったです。

大満足!!!の吉水神社♪
面白かったーーーーー(^▽^)

次に向かうは、庭園が美しいと言われている竹林院です。

かにかに

お、カニさん発見^^

うん、かっこいいよ

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吉水神社
奈良県吉野郡吉野町吉野山579
9:00~17:00
http://www.yoshimizu-shrine.com/index.html

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