彦根城博物館で井伊直弼を知る旅なのです。 [滋賀]
初めて行く彦根城。私のお目当てはコレだったんです。
井伊直弼は桜田門外の変で暗殺された人ってことくらいしか知らなかったのですが、サントリー美術館で開催していた尾形乾山の展覧会で、彼がじつは文化人で、尾形乾山の系譜だったことを知り、興味がわいた次第。
名古屋から米原までは新幹線。そのあとは普通列車(?)に乗って彦根に向かいます。
彦根に到着!ひこにゃんが描かれてるよぉー(^▽^
お城の中で今回は、ひこにゃんに会えるのかなあ?
石屋さんが多かったんだけど、必ずひこにゃんが居る(笑)
彦根城へ向かう途中に滋賀縣護國神社があったので立ち寄ります。
ちょうど、みたま祭りの準備をしていました。明治戊辰の役以来、日清戦争、日露戦争。そして大東亜戦争。その戦いで亡くなった滋賀県出身のお御霊をまつっていました。
「どうぞ安らかにお眠りください」とご挨拶をして神社を出ます。出たところに井伊大老の歌碑がありました。
世のために心を砕いてきたと詠んだ歌。この歌を詠んだ二ヶ月後、桜田門外で暗殺されたそうです。
この歌碑がある通りは、いろは松という松並木でした。
表門橋から城内に入ります。お堀もとってもきれいだね。
まず目指したのは、敷地内に入ってすぐのところにある彦根城博物館(表御殿)です。もともと此処は彦根城表御殿跡地。その御殿の復元も兼ねて建てられた博物館なんだって。
※ ひこにゃんは、5分前に去ったらしいorz...
代々彦根藩主を勤めた井伊家ゆかりの品などが展示されていて、今回は井伊直弼誕生200年ってことで、8月18日まで井伊直弼の手紙などが特別展示されてました。館内はフラッシュなしなら撮影OK!!
私は井伊直弼という人物のことをほとんど何も知らない状態。
でも手紙とその解説を読むと、当時の江戸幕府や外国との問題などに苦心する様子が垣間見えました。江戸は火事が多くていやだと、江戸の暮らしに対する戸惑いなんかも書かれていたよ。
そして、この赤い甲冑!!
ひこにゃんは、この兜をかぶっていたんだね。
全然知らなかったよ^^;
彦根藩主の井伊家の軍装は朱で統一した「井伊の赤備え」。この甲冑は二代目の井伊直孝が所用したものなんだって。
すごい迫力。かっこいい。
伊達政宗が所用した黒漆で真っ黒な甲冑もカッコいいって思うけど、この朱漆も相当カッコいいって思いました(笑)
江戸時代後期に描かれた関ヶ原合戦図。ここに朱色の赤備え軍団が居ますよ。
写真が多くなってきたので、次回に続きます〜(^-^)
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※ 彦根城博物館では2015年7月10日〜12月23日まで、
井伊直弼公生誕200年祭が開催されていて、いろんな展示作品を見ることができますよ。
http://hikone-castle-museum.jp/
コロル2世劇場:彦根編 [滋賀]
8月13日。名古屋に帰省をしていたので、彦根に日帰りで行ってみました!
彦根に到着!!今から彦根城の敷地内に入りますよ−。
彦根城博物館。休憩場所で和菓子と抹茶をいただきました。
博物館の中には復元された表御殿があったよ。庭園を見ながらくつろげた〜。
ここは藩主がゆっくりくつろいだお部屋なんだって〜。
彦根城をバックにパチリ♪
玄宮園はステキなところだったよー。
開国記念館の入口には、ひこにゃんのパネルがあったんだ!
コロル2世とツーショット(^^)
さあ、お昼ゴハン。日本酒貰っちゃうもんね♪
お蕎麦を食べたよぉーー!
蕎麦湯もしっかりいただきます。
帰りの新幹線の中。慌ただしかったけど面白い旅だったね!
・・・というわけで、次回から彦根日帰り観光の記事になります。
よろしくおつきあいください(^-^)
ひこにゃんは、家に いたお姉さんへのおみやげ
【おまけ】
コロル2世の撮影風景を撮られてました(笑)
慶雲館と長浜浪漫ビール [滋賀]
アスファルトからも熱気が出ている感じがします。そんな道路にあるマンホール。
マンホールの柄は瓢箪でした。
黒壁スクエアにも瓢箪やさんがあったのですが、瓢箪が有名なのね。
さて、やってきたのは慶雲館。
明治天皇が京都行幸の帰路に、船を利用し長浜に上陸すると情報が入り、
浅見又蔵氏(長浜を代表する豪商) が私財を投じて造り上げたお屋敷なんだそうです。
敷地は6千余平米。建物は尾州産の総檜造り寄棟造2階建だそうですよ。
まず目に飛び込んできたのが、大きな灯篭。
高さ約5メートル、推定重量は20トン。滋賀郡志賀町から琵琶湖上を船で運ばれたと伝えられているんだそうです。
格式ある雰囲気満載。
明治天皇のために設けられた玉座がある2階からは、琵琶湖と伊吹山が一望できました。慶雲館の命名は、当時の総理大臣・伊藤博文だそうです。
すごく立派な庭園が目の前に広がりました。
これは気持ちいいわ~。縁側に足をのばして座って、しばし鑑賞(^^)
慶雲館は、江戸時代後期の絵図に大通寺別殿と記されていて、住職の別荘であったことが確認されているんだって。
庭園は2代目又蔵により、慶雲館建設25周年を記念して明治45年(1912年)に造営されたものだそうです。
クーラーはかかっていないけど、開放された大広間に居ると、
不思議と暑さは感じませんでした。
でも・・・一歩外に出ると・・・暑いーーー!
目に飛び込んできた私たちを誘惑する建物は、長浜浪漫ビール!!!
もちろん、ま~~~っすぐ吸い込まれていきましたとも(笑)
お店に入ると、ラストオーダーが14:30なんですと言われました。
時計を見ると14:20です。大丈夫!1杯で良いから飲ませてーーーと言うと、食べ物のラストオーダーが14:30で、飲み物は大丈夫とのこと。良かった(笑)
カウンターに座って、ビールのタンクを眺めながらビールが出てくるのを待ちます(^^)
出された水に手が伸びましたが、ビールが出てくるまで我慢だ~~!
長浜エールと、淡海ピルスナーが出てきました。
暑い日に飲むビールは、どうして本当に美味しいんだろう♪
ぐびぐびーーーっといっちゃいましたよ。淡色ビールならぬ、淡海と名付けるあたりがいいですね。そのあと、伊吹バァイツェンと黒壁スタウトをもらって店を出ました。満足だ~!
さあ、そろそろ帰りましょう。
ふと見ると、長浜城外堀跡が。秀吉が統治した町だったんだね~。
歴史の教科書で学んだ戦国時代の出来事が、この界隈であったことなんだって実感しました。
今回は竹生島に行けなかったので、またお正月にでも日帰りで来られたらいいなって思いました(^▽^) 長浜、素敵な町でした!!
長浜ラーメンと長浜城 [滋賀]
長浜ラーメンを食べよう!となりました。
きっとここで「え??」って思う人のほうが多いのでしょうね^^;
じつは私たち・・・
長浜ラーメンっていうのは、滋賀県長浜の名物なんだと思っていましたorz...
とんこつで、博多ラーメンに似てるんだねぇ、なんて思っていたら思いっきり九州のラーメンじゃありませんか!(笑)
Wikiからの抜粋 ↓
おもに福岡市中央区長浜の店舗や屋台のラーメンを指して長浜ラーメンまたは博多長浜ラーメンと呼ぶ場合がある。
いやー、ひとつ勉強になりました。
カウンターでのおばさんの会話を聞いて衝撃を受け、それでも平静を装って店を出ました。
素直に名物の焼鯖素麺を食べるべきだった・・・(笑)
気を取り直して長浜城へ向かいましょう。
途中、豊國神社を見つけたのでお参り。
もう少し時間があったら竹生島行きの船に乗りたかったのですが、時間が無かったのでこれはまたの機会に。(竹生島って日本酒は美味しいのよ~)
長浜城。現在の天守は、1983年に犬山城や伏見城をモデルにし模擬復元されたものです。
なのでまだまだ新しい!そして長浜城歴史博物館として運営されていました。
新しく所蔵品として加えられた展示品のお披露目会が開催されていて、それを見学しつつ展望台へ行きました。目の前には伊吹山。
左に目を移すと、ちょこんと出ているのが彦根城とのこと。(赤い矢印)
ホントは今日、彦根城も見に行くつもりだったのですが、全然時間が無かったww
琵琶湖。本当に広いね~。
高校生の修学旅行。寝台車で移動中、琵琶湖を見ました。海かと思ったんだよね(笑)
今日は行けなかった竹生島も見えました。
神の住む島といわれ信仰の対象となった竹生島。次回は必ず訪れます!!
(そして国宝&重文をたっぷり堪能するぞ!)
展望台には、こんなパネルがありました。
戦国の群雄たちの湖北をめぐる足取りを展望台からの眺望とともに辿りますというもの。
そうなんですよねー。戦国時代、ここはまさに世の中心。ここでいろいろな戦があって、それぞれの人生のドラマがあったんだよなーなんて感慨深く思っちゃいました。
滋賀、長浜へ。 [滋賀]
新幹線に乗って米原で乗り換え。
のどかな景色を見ながら小一時間ほどで長浜に到着です。
東京からだと遠いけど、名古屋からだと滋賀って相当近いのね(笑)
近江八幡の水郷めぐり [滋賀]
土曜日の午後からは、近江八幡へ。
京都から 30 分くらいで着くということを知ったので、なんとなく行ってみることに(笑)
水郷巡りっていうのをやってみたかったのでした。
駅を降りて、バスで 10 分もかからないうちに、昔の町並みになりました。
近江商人の町、そして、メンタムの「近江兄弟社」ビルもありました!
本日の目的地、水郷巡り船着き場のバス停に到着。
定期便は 10:00 と 15:00 という話だったのですが、人数が揃えば出発するみたい。
9:30 から予約開始で、8 名揃ったので、10:00 前に出発でございます。
素敵!
時速 4km という、日本で一番遅い乗り物だそうだ。
最近はエンジン付きのもあるらしいんだけど、せっかくなので手こぎの船に乗りました。
船頭さんが漕いでくれます。
細い水路を抜けると、広い所に出ました。
葦が生えていて、これは水を浄化するんだって。
一時期は沢山刈り取られちゃったんだけど、琵琶湖が汚れてきたので、
葦の保護を始めたそうです。
とてものどかな時間でした。
水路のあちこちで、ウシガエルが鳴き、そして鳥のさえずり。
時間にして 70 ~ 80 分の水郷めぐり。
とっても楽しかったです。というより、とっても寛ぎました。
遠くに安土城のあった山を眺め、八幡山を眺め、鶯の鳴き声に耳を傾け。
いや~~、東京とは違う時間の流れでした(笑)
水郷巡りは 4 社くらいが行っているらしく、途中何度か他の船とすれ違いました。
他の土地でもこういうのがあったら、絶対乗りたいと思いましたよ^^
そうそう、夕ご飯に「まるたけ西川」で近江牛のすき焼きを食べました。
んも~~~~めちゃめちゃ美味しかった!
帰りは米原から新幹線で。
自然にたっぷり触れた 2 日間だったけど、東京が近くなって、ビルがたくさんある景色をみたとき、
やっぱり「あー、帰ってきたな~」としみじみ実感(笑)
ちょっと贅沢をした週末だったのでした。