京都:大原 寂光院 [京都]
京都バスに乗って、一路大原へ。
今日の宿 「民宿 大原の里」は、寂光院のすぐ近く。
寂光院 --- もともとは聖徳太子が用明天皇(お父さん) の菩提を弔うために建立し、
そして平家の生き残り、平清盛の娘・建礼門院徳子が過ごした場所。
++++++
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を顕す
吉川英治が書いた、平家物語が大好きです。
涙を流しながら読んだよ。
壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平家。
徳子の母、二位尼は三種の神器を携え、徳子の子・安徳天皇とともに入水。
徳子も海に身を投げるんだけど、引き上げられて捕虜になるの。
もうね、このあたりのシーンは涙なしでは読めません!
安徳天皇が何処に連れて行くのか訊ねると、二位尼が
「波の下にも都はございましょう」と言って入水するの。
寂光院は、滅亡した平家一門と、幼くして死んだ我が子、安徳天皇の菩提を弔い、
出家した建礼門院徳子が終生を過ごした閑居御所。
大原のバス停から、テクテク歩いて寂光院を目指します。
とってものどかな雰囲気。
景色を楽しみながら歩いていると、寂光院にたどり着きました。
静かな佇まいは、とても趣があります。
名前にぴったりって気がしました。
本堂は、平家物語当時の様式なんだそうよ。
ご本尊は、六万体地蔵菩薩。
これが、とっても新しくて不思議だなって思っていたら・・・
2000年5月に火事があって、本堂が全焼したんだって。
もちろん国指定重要文化財であったご本尊も焼損。
・・・このニュース知ってる!!
放火の疑いがあるんだよね(TT)
酷い話です(T^T)
庭の木も、真っ黒に焦げているのが残っていました。
ご本尊の六万体地蔵菩薩の手には糸が結ばれていて、
その糸に触れながらお参りをしてきました。
善光寺の回向柱を思い出したよ(笑)
本堂には建礼門院像もあったので、もちろんお参りをしてきたよ。
一門と我が子を失って、自分だけが生き残ってしまった。
どんな思いだったんだろうって考えちゃいました。
本堂から眺める「四方正面の池」
これは、秀吉が寄進した鉄燈籠。
樹齢1000年の名木 「千年姫小松」
これも火事で傷みが激しくなって、平成16年夏に枯死してしまったんだって。。。
15mあったので、倒木しないように上の部分を切ってしまったそうな。
今はご神木になっています。
歴史のあるものが、一瞬にして無くなってしまう。
火事の怖さ。
でも、放火は許せません!!!
寂光院の隣には、宮内庁管轄の「建礼門院徳子 大原西陵」がありました。
さすがに階段が長そうだったので、行くのはパス(笑)
足も疲れたので宿で休むことにしました。
そんなわけで、次回は民宿 「大原の里」でのオハナシです。
今日の宿 「民宿 大原の里」は、寂光院のすぐ近く。
寂光院 --- もともとは聖徳太子が用明天皇(お父さん) の菩提を弔うために建立し、
そして平家の生き残り、平清盛の娘・建礼門院徳子が過ごした場所。
++++++
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理を顕す
吉川英治が書いた、平家物語が大好きです。
涙を流しながら読んだよ。
壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平家。
徳子の母、二位尼は三種の神器を携え、徳子の子・安徳天皇とともに入水。
徳子も海に身を投げるんだけど、引き上げられて捕虜になるの。
もうね、このあたりのシーンは涙なしでは読めません!
安徳天皇が何処に連れて行くのか訊ねると、二位尼が
「波の下にも都はございましょう」と言って入水するの。
寂光院は、滅亡した平家一門と、幼くして死んだ我が子、安徳天皇の菩提を弔い、
出家した建礼門院徳子が終生を過ごした閑居御所。
大原のバス停から、テクテク歩いて寂光院を目指します。
とってものどかな雰囲気。
景色を楽しみながら歩いていると、寂光院にたどり着きました。
静かな佇まいは、とても趣があります。
名前にぴったりって気がしました。
本堂は、平家物語当時の様式なんだそうよ。
ご本尊は、六万体地蔵菩薩。
これが、とっても新しくて不思議だなって思っていたら・・・
2000年5月に火事があって、本堂が全焼したんだって。
もちろん国指定重要文化財であったご本尊も焼損。
・・・このニュース知ってる!!
放火の疑いがあるんだよね(TT)
酷い話です(T^T)
庭の木も、真っ黒に焦げているのが残っていました。
ご本尊の六万体地蔵菩薩の手には糸が結ばれていて、
その糸に触れながらお参りをしてきました。
善光寺の回向柱を思い出したよ(笑)
本堂には建礼門院像もあったので、もちろんお参りをしてきたよ。
一門と我が子を失って、自分だけが生き残ってしまった。
どんな思いだったんだろうって考えちゃいました。
本堂から眺める「四方正面の池」
これは、秀吉が寄進した鉄燈籠。
樹齢1000年の名木 「千年姫小松」
これも火事で傷みが激しくなって、平成16年夏に枯死してしまったんだって。。。
15mあったので、倒木しないように上の部分を切ってしまったそうな。
今はご神木になっています。
歴史のあるものが、一瞬にして無くなってしまう。
火事の怖さ。
でも、放火は許せません!!!
寂光院の隣には、宮内庁管轄の「建礼門院徳子 大原西陵」がありました。
さすがに階段が長そうだったので、行くのはパス(笑)
足も疲れたので宿で休むことにしました。
そんなわけで、次回は民宿 「大原の里」でのオハナシです。
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