SSブログ

京都:広隆寺の弥勒菩薩半跏思惟像 [京都]

広隆寺に向かうタクシーの中。
運転手さんはとってもお喋り好きの人で、広隆寺についての話をいろいろ聞くことができました。
人の時の概念&秦氏の話などはとても興味深かったです。

さて広隆寺に到着!

これが広隆寺だ!

推古天皇の時代に建立された、山城最古の寺院で、
聖徳太子建立の日本七大寺の1つです。
818年に火災に遭ったけど、秦氏出身で弘法大師の弟子・道昌僧都によって再建されたそうな。

++++++++++
本堂は、上宮王院太子殿と呼ばれ、本尊は聖徳太子像です。

でも本堂よりも気持ちは霊宝館にあったりしてw

中に入って太子像を拝むことは出来なかったので、
いそいそと霊宝殿へ向かいます。

看板発見~!

此処に教科書にも載る、弥勒菩薩半跏思惟像が居るんですよぉ~

ワクワクですね!

私、知らなかったんだけど、この広隆寺には2体の弥勒菩薩半跏思惟像が居ます。
1体は、教科書に載っている半跏思惟像。

これが弥勒でございます
【パンフレットを撮影】

飛鳥時代の作品で、国宝第一号。
作者は分からないけど国宝というのは、すごいことみたいですね。

そしてもう1体が、白鳳時代に百済から来たと言われる半跏思惟像。
うつむき加減の顔で、ホロリと泣いているように見えることから、「泣き弥勒」と
呼ばれているそうな。

この弥勒さん美しい!
【ガイドブックを撮影】

じつは、、、弥勒菩薩。
個人的にはあまり好きじゃなかったんです。
だって釈迦入滅後、56億7000万年後にならないとこの世に現れないんだもの!
単に数字だけ見れば、その頃太陽系もありませんから!(笑)

それまでの時間、途方もない時間、
この菩薩は何をして過ごしているんだろうって学生の頃思っていたんです。
(萩尾望都の漫画 ” 百億の昼と千億の夜” の影響を受けてるので特に弥勒嫌いでした )
         それに、何処かの寺では菩薩じゃなく、もう如来を名乗ってるんだからw

でもね、実物を見ると・・・・素直に美しい。
慈悲の心に溢れているんだって感じました。

ちなみに、この霊宝殿に居た大日如来もめちゃめちゃ美しかったです。

大満足で広隆寺をあとにした私たち。
本当は、時間があればもう一つまわりたい寺がありました。
それは、六波羅蜜寺。

これまた教科書に載っている、空也上人像を見たかったのだ。

この口から出ている物が気になった学生時代
【ガイドブックを撮影】

でも、この空也上人を見るためには、16:30 には六波羅蜜寺に到着しないとダメ。
いちおう試みたのですが、電車の中でどうやっても間に合わないことが判明。
今回は断念しました。

「失敗した~。タクシーを使えば間に合った~」と悔しがる相方君。
「こんなんじゃ、ツアコン失格だ~」って、しばらく言ってました(笑)
                    ちなみに、相方君の仕事はツアーコンダクターじゃありませんw

とりあえず今日の宿、リーガロイヤル京都に向かいました。

宿泊代は、割引適用で結構安いのだ

お部屋はこんな感じ。
余計なものは何も無い、ごくごく普通のお部屋でした(^-^)

アメニティグッズは充実してたよ!

夕食は、19:30~先斗町のお店を予約していたのですが
それまではまだ時間がある。
とりあえずビールが飲みたいので、時間をつぶせる店を探すため、また出掛けたのでした。

コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0