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京都:比叡山延暦寺、東塔から西塔へ [京都]

延暦寺、ここは東塔エリア・西塔エリア・横川エリアの3つからなります。
まず向かったのは、東塔エリア。
延暦寺発祥の地であり、さまざまな建物が点在してます。

そのなかでも比叡山最大の仏堂で国宝に指定されているのが
根本中堂です。

その根本中堂に向かおうとした途端、ものすごい雨!!!

ひえーーーー。なんでこんなに降るのぉぉぉぉ!!!

**********
旅行の時は晴れ女なので、こんなに雨に降られたのは
正直初めて(@_@;;

じつは先月。私の母親が旅行で此処を訪れてます。
そして晴れ女のはずの母親も同じく雨に降られているのです。
この親子パワーも、比叡山には太刀打ち出来ないのか!(笑)

・・・ふと気づきました。
延暦寺を開いたのは最澄さんなのです。

きっと最澄さんが、
「おまえは空海が好きなんだろう!なんで此処に来たーーー!(怒)」
と言ってるに違いない!!!(@o@;;

いやーーー。確かに空海さんのほうが好きだけど、
それでも延暦寺は来てみたかったんですよ。許して下さいよ~なんて言いながら
散策を続けたのですが、辟易するくらい雨が強くて^^;

根本中堂です

靴は、ごくごく普通のウォーキングシューズなので、濡れてしまい
靴下までビチャビチャです。
ズボンの裾も濡れてしまったので、折り返して格好悪い(笑)

根本中堂に入るとき、置かれていた雑巾で足を拭いて参拝。
そして息を呑みました。

素晴らしい!!

本尊が祀られている場所は、参拝者よりも低い位置にあり、
ちょうど人が座った目線の所にご本尊が見える作りになっているの。
ご本尊の薬師如来は、伝教大師(最澄さん) の自作なんだって。

オペラグラスを持って行ったので、アップでじっくり拝んでしまいました。
いいなーーー。私此処に住みたいなーーーー。
ひんやりした空気の中、ご本尊の優しい顔と、線香の香りが漂い、神秘的な空間。
ゆずへのお土産の線香は此処で買いました。

次に向かったのは文殊楼。

賢くなりますように!

比叡山の総門の役目を果たす重要な楼門なんだそうな。
2階にあがれるようになっていて、其処には文殊菩薩がおりました。

国宝殿にも行ってみました。
最澄直筆の書や、仏像などが1Fと2Fフロアに展示されていて、
3Fは企画展のようなものが開催されていました。
四天王像などは本当に美しかったです。

こちらは大講堂。
僧侶が法華経の講義を聞いたり、問答して勉強する道場。
本尊は大日如来です。そして、此処で修行をした法然・親鸞・栄西・道元・日蓮の
等身大の尊像が安置されてました。

大日如来かっこよかったーーーーー

この頃から、あまりの寒さに震え始めた相方君。
私は寒さに強い人間なので、あまり感じなかったのですが、相方君は全然ダメ。
「だめだ、風邪ひく。間違いなく引く・・・」って言っていて可哀想。
しかも、半袖のTシャツ1枚だったんだよね^^;

私自身はシャツ一枚でも平気で、手もポカポカなんだけど、
相方君の手や腕はビックリするほど冷えていて、
こりゃ、早々に延暦寺を退散しないとだめか?とさえ思ってしまいました。

京都駅のロッカーに、上着を入れてきてしまったことが悔やまれます。。。

あまりにも雨が強くて、このときは阿弥陀堂や東塔に行くことも忘れていました。
(雨があがったあと、行くことが出来ましたよw)

「だめだ・・・お土産屋さんでトレーナーを買う!」と相方君。
バスセンターの売店に行ってみたのですが、トレーナーなんて売られていません。
カッパはあるかと思ったけど、これもナシ。
あったのは、半袖のTシャツ。

着ているTシャツは、速乾&通気性の良いシャツだったので
それに重ねて着ることにしました。
これ(笑) ↓ 

南無観世音菩薩と唱えなくちゃね

1,050円で何とか救われた相方君だったのでした。

次に向かう西塔へのバスが出るには、まだちょっと時間がありました。
歩いても20~30分くらいだってことだったのですが、雨の中歩くと身体が余計に冷えちゃうよね。

バスの時刻表なのです

ちゃんとバスを待つことにして、その間に早めの昼食。
売店内にあった食堂で山菜蕎麦を食べました。

身体があたたまったよ~~~

温かいものは、やっぱり身体が生き返る感じがするね。
これでだいぶ元気になった相方君です。

バスに乗り、西塔エリアに到着。

東塔エリアが願掛けエリアだとすると、西塔エリアは清めのエリア。
とっても静かで、優しい雰囲気満載です。

常行堂なのです

雨はまだ降っていたけど、東塔エリアに居たときよりは
弱くなっていました。

どんだけ力持ちなんだ!弁慶さん

常行堂と法華堂という同じ形の建物が並んでいて、それに付けられた渡り廊下。
にない堂って言います。
弁慶がこの渡り廊下を天秤棒にしてお堂を担いだという伝説があるんだって(笑)

私たちは、この渡り廊下の下をくぐって西塔エリア内に入りました。

こちらは釈迦堂。

こういう雰囲気好きだな~

此処に居るご本尊も、やっぱり伝教大師(最澄さん) の自作。
釈迦如来です。
信長の焼き討ち後、秀吉が大津の三井寺から移してきたものなんだって。

釈迦如来の前で、謙虚な気持ちになったおかげか、
雨が上がってくれました。
最澄さん、あなたの開いた寺は素晴らしいですよ!!(^-^)


                    次回の記事も西塔エリアの続きです♪

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