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京都:比叡山延暦寺、西塔から横川へ [京都]

東塔エリアに比べると、西塔エリアには人が全然居ませんでした。
エリア内からは、かなり離れているのですが、
此処には瑠璃堂という、信長の焼き討ちを逃れた唯一の建物があります。
せっかくなので、この建物はどうしても見たい(^-^)

というわけで、地図を見ながらこんな山道を進んでいったのでした。

迷子にならないか不安です

********
普通なら、看板が立っていても良さそうなのに
そういうものは何一つありません。
道も獣道か?というようなところもあって、本当に合っているのか不安になります^-^;

途中、木々が切れた隙間から京の町並みが見えました。

晴れていたらもっとよく見えただろうね

ずんずん進んでいくと、あ!何か建物が見えてきた!!!

あれが瑠璃堂か???

瑠璃堂。
こんな奥深いところに建っていたからこそ焼き討ちを逃れたのかもって
思ってしまいました。

歴史を感じます

ご本尊は薬師瑠璃光如来という、聞き慣れない名前の如来様。
調べてみると、薬師如来の正式名が薬師瑠璃光如来なのね。
東方浄瑠璃界の教主なんだ。知らなかったわ。

正方形の入母屋造り。延暦寺内の他の建物とは雰囲気がまるで違いました。

瑠璃堂をあとにして、西塔エリアを横断。
今度は反対側にある浄土院へ行きました。

これまた静かなところだったんですわぁ

建物内には入れなかったのですが、この裏手には伝教大師(最澄さん) の御廟があるんだよ。
空気が澄んでいて、とっても雰囲気の良いところでした。

こちらは椿堂。

椿堂はひっそりと建っていました

ご本尊は千手観世菩薩。
聖徳太子が此処に来たとき、椿の挿し木をしてそれが育ったことに由来する名前なんだそうな。

さあ、西塔エリアはこのくらいにして、今度は横川エリアへ向かいます。

バスの時間はチェック済み

横川エリアに着く頃には太陽も顔を出してきて
とっても優しい天気になりました。

看板には、それぞれの僧侶の一生が紹介されてました

こちらが、横川中堂。

朱塗りが眩しい

横川の中心となるお堂。
本尊は聖観音菩薩です。信長の焼き討ちや雷火で焼失して、昭和46年に再建されたモノ。
かなり新しい感じはしました。

堂々とした佇まい

ここのお堂に来る前に、なーーーんと道路にはカエルが居て、
池のあたりからは、カエルの鳴き声大合唱!!!

昔、発掘のバイトをしていたときに、カエルに追いかけられてからカエルは苦手。
道路に居るカエルを置物だって思うようにしてお堂の階段を上りました。

すると犬の置物が・・・すごい生きてるみたいな置物だ~~。
って思ったら、本物の犬が微動だにせず居たのでしたw

神の使いみたいでした

老犬なのかな?
じーーーっと座っていたのですが、目があったら近づいてきましたw
優しい表情をした犬でしたよ。

お堂の中は、参拝者が奉納した観音さまが所狭しと並んでいました。
圧巻!(笑)

次に向かったのは、元三大師堂。
比叡山中興の祖・元三慈恵大師の住居跡。

雰囲気あるでしょーーー

本尊は元三慈恵大師。
おみくじ発祥の地なんだそうですよ。

角大師!!!

うちにある鬼門封じのお札と同じ絵が(^^)
角大師です。
元三慈恵大師が夜叉に変幻したものを弟子が描いたものなんです。
角大師は厄災を降伏させる恐ろしい様相をしてる・・・んだけど、ひょうきんな顔だよね(笑)

他にも根本如法塔を見てから、再び東塔エリアに戻りました。
東塔エリアから、またケーブルカーに乗って下山するからね♪

バスの中からの風景。

緑が深くなってきてます

すごい渓谷。山の上に居るんだな~って実感です。
琵琶湖も見えたよ!!!

綺麗な景色だ~~~

次回、東塔エリアを再び巡った記事で、京都日記は終わりです(^-^)

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