彦根城博物館をまだまだ堪能しますよー [滋賀]
名古屋帰省中に出かけた彦根城博物館の続きです。
彦根藩主だった井伊家。そして井伊直弼は、私が習った頃の歴史の教科書では、江戸で強権的な政治を行って反感をかい暗殺されたという側面しか載っていません。
でも、地元である彦根では、鎖国していた日本を開国に導いた偉人として高く評価されているんだって。私は政治的なことにはあまり興味が無いけれど、井伊直弼の文化的な側面に興味がわいて博物館に来たのでした^^
14男として生まれてきたために、本来は家を継ぐ立場ではなかったんだね。
だから17歳から文武の修養に生涯をかけようと、禅・茶の湯・国学などの修養に没頭したんだそうな。
彦根藩お抱えの能役者や家臣から茶の湯を学んだそうな。これ ↑ は、井伊直弼が書いた 「炭の書」 です。炭火の加減などの解説書。サントリー美術館でも 「緒方流陶術秘法書」 が展示されていたけど、勉強熱心だったんだなあ〜。
こちらは、井伊直弼が作った楽焼きの茶入れ。
それから急須。表面がザラっとしているように見えるのは、関東大震災で罹災したからなんだって。
これも井伊直弼が作った黒漆の桶花生です。
水汲み用の日光産の桶に黒漆を塗らせて、花生に見立てたものなんだとか。胴の部分に一首を自筆してるのが見えます。
なかなか素敵な作品でした(^^)
「一期一会」は、茶会の心得を示す、井伊直弼の言葉だったんだねぇー。
井伊家に伝わる室町時代の琵琶 (銘:新月) も素敵でした!!
それから婚礼調度品も。これは歯を掃除するときに使う楊枝をおさめる台。
蒔絵ですよ!! なんて立派な楊枝入れなの(笑)
驚いたのは、博物館内に能舞台があったこと!!
江戸時代、寛政12年(1800年) に、この場所に建てられた由緒ある舞台なんだそうな。当時演能が盛んに行われていたんだって。
現在もここで能が観られるようです。
来月、9月22日に「彦根城能」が開かれるみたいだよ。
もし雨でも室内で鑑賞できるからいいね。
能舞台の前にはお茶席があったので、ちょっと此処で休憩します。
生菓子と抹茶セットで500円。
季節のお菓子って良いよねえ〜。「和」 を感じるわぁーー^^
器も季節感があってとっても素敵です。
こっちの器も良い雰囲気でしょう。
コロル2世も大満足(^^)
さて、博物館は広いです。まだまだ観に行きますよ。
今度は復元された表御殿を観に行きますー!
つづく。
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彦根城博物館
http://hikone-castle-museum.jp/
彦根藩主だった井伊家。そして井伊直弼は、私が習った頃の歴史の教科書では、江戸で強権的な政治を行って反感をかい暗殺されたという側面しか載っていません。
でも、地元である彦根では、鎖国していた日本を開国に導いた偉人として高く評価されているんだって。私は政治的なことにはあまり興味が無いけれど、井伊直弼の文化的な側面に興味がわいて博物館に来たのでした^^
14男として生まれてきたために、本来は家を継ぐ立場ではなかったんだね。
だから17歳から文武の修養に生涯をかけようと、禅・茶の湯・国学などの修養に没頭したんだそうな。
彦根藩お抱えの能役者や家臣から茶の湯を学んだそうな。これ ↑ は、井伊直弼が書いた 「炭の書」 です。炭火の加減などの解説書。サントリー美術館でも 「緒方流陶術秘法書」 が展示されていたけど、勉強熱心だったんだなあ〜。
こちらは、井伊直弼が作った楽焼きの茶入れ。
それから急須。表面がザラっとしているように見えるのは、関東大震災で罹災したからなんだって。
これも井伊直弼が作った黒漆の桶花生です。
水汲み用の日光産の桶に黒漆を塗らせて、花生に見立てたものなんだとか。胴の部分に一首を自筆してるのが見えます。
なかなか素敵な作品でした(^^)
「一期一会」は、茶会の心得を示す、井伊直弼の言葉だったんだねぇー。
井伊家に伝わる室町時代の琵琶 (銘:新月) も素敵でした!!
それから婚礼調度品も。これは歯を掃除するときに使う楊枝をおさめる台。
蒔絵ですよ!! なんて立派な楊枝入れなの(笑)
驚いたのは、博物館内に能舞台があったこと!!
江戸時代、寛政12年(1800年) に、この場所に建てられた由緒ある舞台なんだそうな。当時演能が盛んに行われていたんだって。
現在もここで能が観られるようです。
来月、9月22日に「彦根城能」が開かれるみたいだよ。
もし雨でも室内で鑑賞できるからいいね。
能舞台の前にはお茶席があったので、ちょっと此処で休憩します。
生菓子と抹茶セットで500円。
季節のお菓子って良いよねえ〜。「和」 を感じるわぁーー^^
器も季節感があってとっても素敵です。
こっちの器も良い雰囲気でしょう。
コロル2世も大満足(^^)
さて、博物館は広いです。まだまだ観に行きますよ。
今度は復元された表御殿を観に行きますー!
つづく。
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彦根城博物館
http://hikone-castle-museum.jp/
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